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浜松のショールームで遠州綿紬のエプロン-伝統素材の風合いを大切に

エプロンを着るぬくもり工房のスタッフ

エプロンを着るぬくもり工房のスタッフ

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 浜松・有玉西のキッチン・家具のショールーム「リブラン」(浜松市東区有玉西町、TEL 053-472-3550)は、遠州綿紬(つむぎ)のエプロン「つむぐ×Re*blanc(リブラン)」の取り扱いを始めた。

スマートフォンがちょうどおさまるポケット

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 同店は以前より国内2ブランド、国外6ブランドのエプロンを販売している。「幅広くエプロンの取り扱いをしているが、自社のオリジナル商品を作りたかった」とリブラン社長の大塚俊樹さん。以前より親交があり、江戸時代から遠州地方で織られる伝統生地「遠州綿紬(つむぎ)」を使った商品の製作販売を行う「ぬくもり工房」社長の大高旭(あさひ)さんに共同開発を依頼。地元ならではの素材を使った商品を作りたいという思いに共感し、ぬくもり工房のオリジナルブランド「つむぐ」と「Re*blanc」のコラボレーション商品として開発した。

 商品はワンピースタイプ(5,670円)と首から掛けて腰ひもを結ぶクロスエプロンタイプ(4,200円)の2種類。いずれも遠州綿紬ならではの色である赤丹(あかに)、木蘭色、柳葉、樺茶色の4色を用意。「素材の風合いを生かしたシンプルな色にすることで、長い間使ってもらえる商品にしたかった」と大高さん。

 それぞれの商品には、開発からのこだわりが込められている。ワンピースタイプの商品は女性がターゲット。「優しいラインを意識することで女性らしさを引き立てるデザインにした」と大塚さん。クロスエプロンタイプの商品には、使い勝手が良いように大きなポケットを配置。横にはスマートフォンがちょうど入るサイズのポケットも配置することで機能性を高めている。ポケットの縁やひもには「遠州縞(しま)」をあしらうことで、生地素材を生かしたエプロンにアクセントを加えている。

 「今回は第1弾商品。季節に合わせて新しい商品を作っていきながら、地元の素材を県内外にアピールしていければ」と大高さん。大塚さんは「エプロンを基点とし、キッチンで料理を作ることを楽しんでもらえるような環境を作りたい」と意気込む。

 営業時間は10時~18時(土曜は17時まで)。

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