浜松・幸のパーティートータルプランニングを行う「THE PARTY×PARTY」（浜松市中区幸、TEL 053-415-9994）は現在、5月31日に行われる「BBQ（バーベキュー）検定」の募集を行っている。

　バーベキュー文化を広める活動を行っている「日本バーベキュー協会」が主催する同イベント。座学講習や実技講習などで専門知識を身に付けバーベキューインストラクターの資格を習得することができる。全国的にも少しずつ広まりを見せており、浜松では今回初開催となる。

　浜松での検定事務局を担当する同社社長の鳥居克啓さんは、バーベキュー好きが高じて昨年インストラクター資格を取得。「コミュニケーションの場になり、地域の環境整備にも貢献できるバーベキューをもっと広めていきたい」という思いから浜松での検定事務局を請け負い、今回の開催に至ったという。

　インストラクター資格は3階級に分かれており、今回行うのは一番初歩的な「初級インストラクター検定」。会場となるのは「mahalo（マハロ）」（中区田町）と「わいわいやらまいか広場」（肴町）で、協会代表が来場し指導や審査を行う。試験内容は3部構成で、1部は「バーベキュー基礎座学講習」としてバーベキュー文化や最新情報などの話を聞く。2部の「スマートバーベキュー実技試験」では炭の基礎知識や焼き方のコツなどを教わる。3部では1部と2部で教わったことをふまえて筆記試験を行い、30問中20問以上正解でインストラクターの資格を取得できる。取得者は特典として協会認定の肉店から安く肉を購入できる。

　3月中旬から予約を開始しており定員30人のところ、すでに20人が申し込んでいる。「予約者の半数が女性だったのが意外だった」と鳥居さん。今後も定期的に試験を行っていく予定。

　「モテたい男性やアウトドアが好きな女性は、夏をより楽しむためにぜひ試験を受けていただきたい」と鳥居さん。「今後は学校や福祉施設などでもバーベキューのイベントを開催し、浜松にバーベキュー文化を根付かせていけたら」とも。

　開催時間は12時～15時。参加費は1万円。応募方法などの詳細はホームページで確認できる。応募締め切りは5月24日。