浜松・鴨江に4月27日、ラーメン店「麺処（どころ） びぎ屋」（浜松市中区鴨江）がオープンした。

煮豚と焼豚が乗った「しょうゆラーメン チャーシュー増し」

　2015年のミシュランガイド東京に掲載された、東京・目黒「麺処 びぎ屋」ののれん分けとなる同店。本店とできる限り同じ素材を使い、同じ製法で作られたラーメンを提供する。

　店主の渡邉廣樹（わたなべひろき）さんは東京のラーメン店で約10年間修行。1年間本店で修行後、浜松に知人がいたことと、本店店主が静岡出身だったことから、浜松でオープンすることを決めた。

　店舗面積は15坪。席数は、カウンター8席、テーブル8席の計16席。店内は、モノトーンを基調とした落ち着いた雰囲気にまとめた。

　メニューは、現在オープンしたばかりということで、ラーメンはしょうゆラーメンのみに絞っており、スタンダードな「しょうゆラーメン」（750円）や通常のチャーシューメンに該当する「しょうゆラーメン　チャーシュー増し」（1,000円）など4種類を用意。ほかにも「釜揚げシラスご飯」（300円）や「炙（あぶ）りチャーシューご飯」（400円）などもそろえる。今後はつけ麺や期間限定メニューを追加していく予定という。

　スープは、鶏ガラや豚骨、丸鶏などの動物系素材と羅臼昆布やかつお節、さば節などの魚介系素材を約15種類使い、8時間かけて作る。麺は、本店と同じ製麺所に依頼したそばのような食感を楽しめる特注品という。

　「毎日食べても飽きない味を目指したラーメン。子どもからお年寄りまで楽しめるのでぜひ一度食べに来てほしい」と渡邉さん。「浜松の定番ラーメンになれるように頑張っていきたい」とも。

　営業時間は11時～15時、17時～21時（金曜～日曜）。水曜定休。