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浜松の焼き肉店「市楽」が10周年 将来は精肉店の開業も視野に

看板メニューの「飛騨牛ホルモン」

看板メニューの「飛騨牛ホルモン」

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 浜松・若林の焼き肉店「市楽」(浜松市南区若林町、TEL 053-456-2989)が4月23日、10周年を迎えた。

店舗外観

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 店舗面積は約15坪。席数はカウンター4席、テーブル16席の計20席。「良い肉をリーズナブルに提供したい」という思いから、ホルモンがメーンの焼き肉店として10年前に開店。「飛騨牛」のホルモンを中心に、県内産の「遠州夢咲牛(えんしゅうゆめさきぎゅう)」や「静岡そだち」、松阪のブランド豚、ラム肉まで幅広く提供する。

 飛騨牛ホルモンの良さは「肉のうま味とクドさを感じさせない脂身」とオーナーの池田市郎さん。10年前に出合ってから、さらに良いものを日々探究しているが、「いまだに超えるものが無い」という。

 開業当初は看板メニューである「飛騨牛ホルモン」を安定して仕入れることが難しかったが、約2年の月日をかけて精肉店や卸商と密にやり取りをすることで安定供給を実現したという。「安定供給だけではなく、リーズナブルに価格を抑えて提供することはとても難しい。現在は牛肉の価格が高騰しているので、これからも苦労は続くと思う」と池田さん。

 メニューは、飛騨牛の小腸「飛騨牛ホルモン」(670円)や大腸「飛騨牛てっちゃん」(690円)、「牛タン」(800円)、「飛騨産トントロ」(610円)のほか、牛の脾臓(ひぞう)であるチレや胸腺肉のノドシビレ、心臓の周りの脂肪である白ハツが楽しめる「希少部位の三種盛り」(790円)など、希少部位も仕入れ状況により提供する。牛肉だけではなく「ラム肉のカルビ」(540円)や「松阪豚プレミアムロース」(740円)などを限定メニューとして用意する。しょうゆダレには味に深みと香りを与えるワインを、塩ダレには爽やかさを与えるバジルを隠し味として使い、肉の味を引き立てているという。

 「コンセプトである良い肉をリーズナブルに提供したいという思いは、これからも変わらない。そのためにも将来精肉店を開業したいと考えている」と池田さん。「多くのリピーターに支えられてきたので、これからも満足してもらえるようにおいしい肉を提供したい」とも。

 営業時間は17時~24時、水曜定休。

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