浜松・肴町に6月16日、フォンデュ専門店「フォンデュ デ ハウス olivier(オリヴィエ)」(浜松市中区肴町、TEL 050-5265-5369)がオープンした。
同店の看板商品であるオイルフォンデュは、香味野菜で香付をした油に野菜や肉、ソーセージなどを素揚げして楽しむ料理。オーナーの梶原広幸さんは、健康と美容に特化した飲食店を作りたいという思いからオリーブオイルに着目。オリーブオイルを効率よく摂取できるオイルフォンデュメーンのフォンデュ専門店を企画。今回、良質な国産オリーブオイルを安定供給できるようになったため、オープンにこぎ着けた。
店舗面積は20坪。席数は、カウンター5席、テーブル65席の計70席。店内は、白を基調とした壁や床に北欧インテリアの椅子やテーブルを配置したナチュラルな雰囲気の北欧スタイル。店内奥には人工芝を張った中庭を設置。オープンカフェのような利用方法や、イベント、小規模な結婚式などにも対応する。「8月から、お客さまも参加可能なスポーツ大会やバーべキューなどのイベントを開き、活躍した方のMVP記者会見スペースとしても使いたい」と梶原さん。
「健康的な料理をリーズナブルに提供する」がコンセプトの同店。梶原さん自ら小豆島の生産者から直接買い付けを行うことで、高価な国産オリーブオイルを500ミリリットル使用したメニューを提供することに成功したという。「当店で提供するオイルフォンデュは味・価格ともに他店ではまねできない水準だと自負している。小豆島産のオリーブオイルの市販価格を見ればどれだけリーズナブルか分かるはず」と梶原さん。
看板メニューの「オイルフォンデュ」(税別1,980円)は、小豆島産のオリーブオイルが入ったフォンデュ専用鍋と共に、地場産にこだわった野菜や牛肉、ベーコン、海鮮食材を提供。野菜は仕入れによって異なるが、約20種類を常時用意。全て食べ放題となる。チーズフォンデュも一緒に楽しみたいという人のために「追加チーズソース」(同780円)も用意。ほかにも、「ノルウェー産サーモンのムニエル北欧風」(同1,200円)や、「鶏肉のスウェーデン風煮込み」(同1,000円)、「牛ほほ肉の赤ワイン煮込み」(同1,300円)など、市内ホテルで料理長も経験したシェフが料理を提供する。野菜にはこだわりが強く、リンゴ味のナスや、メロンよりも甘いトウモロコシなど、珍しい食材も季節に応じて提供していくという。
「美容と健康に意識が高い女性には、ぜひ当店自慢のオリーブオイルのフォンデュを召し上がってほしい」と梶原さん。「老人ホームや養護施設などにも声を掛け思い出に残るようなイベントを開き、食と社会活動で地域を盛り上げていければ」とも。
営業時間は11時~15時、17時~24時。8月から月曜・第3日曜定休。