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浜松・三ヶ日の古民家カフェ、3年間の休業経て営業再開

古民家を改装した不思議な雰囲気の店内

古民家を改装した不思議な雰囲気の店内

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 浜松・三ヶ日の古民家カフェ「Paradiso3rd Cafe(パラダイソ サード カフェ)」(浜松市北区三ヶ日、TEL 053-526-0113)が5月14日、3年間の休業期間を経て営業を再開した。

野菜の旨みが特徴の「カレーランチ」

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 同じ町内でライブハウスを経営していた津ケ谷由佳里さんが7年前に古民家を改装し、レンタルハウスとしてオープンした同店。レンタルハウスよりもカフェとして使わることが多かったため、古民家カフェとして営業形態を変更。3年前に、長女の沙江子さんがシルバージュエリーブランドを立ち上げ、その協力をしたいという思いから休業。同ブランドの経営が軌道に乗ったことから、木曜~土曜の3日間限定ながらカフェの営業を再開した。

 店舗面積は約25坪。席数はテーブル20席。古民家を改装して造られた店内には、ライブハウス時に使われていたスピーカーやピアノなどがそのまま置かれている。テーブルや椅子、照明などのインテリアは、和風なものから洋風のものまで幅広く設置。「他で見たことの無い不思議な空間とお客さまからよく言われるのは、思い入れのあるものを全て配置しているからかもしれない」と津ケ谷さん。

 ランチメニューは、週替わりで提供する「カレー」と「サンドイッチ」(以上税別1,500円)の2種類。カレーランチのベースとなるルーは、玉ねぎとセロリをベースとしたベジタブルカレー。約10種類のスパイスを使い、出来上がりから1日寝かすことで味に深みを与える。サンドイッチは、地場産にこだわった野菜を多く使い、地場産ブランド肉「三ヶ日ポーク」や「三ヶ日牛」と合わせ日替わりで提供する。

 デザートメニューは、日替わりで提供する「自家製フレンチトースト」(同1,000円)や温かいチーズケーキに地元の長坂養蜂場のハチミツをたっぷりかけた「ハニーナッツの温チーズケーキ」(同700円)など約5種類。フレンチトーストは、自家製のパンプキンペーストを使ったものや、ココナツミルクホイップと焼きパイナップルを添えたものなど、何度も楽しめるように工夫を凝らしている。

 「お客さまが時間を忘れてゆっくり楽しめるような店になれば」と津ケ谷さん。「ライブハウス経営経験を生かした音楽イベントも開ければ」とも。

 営業時間は11時30分~17時30分(ランチタイムは14時まで)。日曜~水曜定休。

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