浜松の各地で桜の満開時期が間近に迫っている。
浜松城公園にはソメイヨシノを中心に約360本の桜が植えられている。3月30日現在では三分咲き程度だが、日本気象協会が発表した開花予想では4月3日に満開になる予定。今年は寒い日が続いたため昨年より4日、満開時期が遅れている。同所では桜の開花に合わせて「さくらまつり」を開催中。期間中は夜に桜をライトアップしており幻想的な空間を楽しむこともできる。
「はままつフルーツパーク時之栖」(北区都田)では約270本のサクラを栽培。現時点では、つぼみが多く、4月上旬に満開を向かえる予定だという。「桜の近くに芝生広場もあり、シートを広げのんびり観賞できるので、ぜひ足を運んでいただきたい」とスタッフの渥美佳恵さん。
佐鳴湖公園(中区富塚)には、佐鳴湖に沿って桜が植えてあるエリアがある。「桜の満開時期に合わせてランニングを楽しむのもいいかも」と浜松公園緑地協会スタッフ。都田総合公園(北区新都田)には5年ほど前に植えられた若い桜があり、船越公園(中区船越)には河川敷に植えられた歴史ある大きな桜がある。「市内にはさまざまな桜があるので、シチュエーションに合わせて鑑賞していただけたら」とも。
浜松城公園のちょうちんライトアップは21時まで。開催期間は4月10日まで。