浜松・半田の障害者施設「ウィズ半田」(浜松市東区半田町)で6月27日、チャリティーバザーが開催される。主催はNPO法人「六星(ろくせい)」。
同団体は主に視覚障害者など障害者の就労支援などを行っている。仕事内容は点字を使った名刺の制作や、市の広報誌「広報はままつ」の点字版などを作っている。
バザーは15年ほど前から行っていたが、今まで使っていた会場のスーパーの閉店に伴い2年前から一時的に中止していた。中止した同年に現在の施設ができ、活動が落ち着いてきたことから今回の開催が実現した。
今回、バザーに出品される品は、地域の100人以上の協力を得た。そのほか、浜松近郊の生花店や農家から無料で野菜や花の苗などの提供も。当日はバザーのほかにポップコーンやクレープ、フランクルトなどの屋台も出店する。
同施設スタッフの金谷敦子さんは「地域の人たちにもっとこの施設や活動、利用者のことを知ってもらい、協力を得られればうれしい。もともと視覚障害をもっている人、何かで視覚障害になってしまっ人の窓口になれれば。当日は眼科医、盲学校関係者もいるので、そうした相談も受け、力になりたい」と話す。
開催時間は10時~15時。