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浜松にカフェを併設したキャンプ場「龍山 秘密村」 地域密着イベントも企画

キャンプ施設には珍しいカフェを併設

キャンプ施設には珍しいカフェを併設

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 浜松・龍山に4月17日、カフェを併設したキャンプ場「龍山 秘密村」(浜松市天竜区龍山町、TEL 053-969-0755)がオープンした。

自然の中にある施設

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 「龍山青少年旅行村」として浜松市が運営していた同施設。2年前に一度運営を取りやめたが、同施設で働いていた堀田侑子さんが、浜松市が民間での運営先を探していたことを知り、龍山の魅力を多くの人に知ってもらいたいという思いから再建を決意。同じ職場で働いていた川道光司さんを誘い、龍山を盛り上げたいと考えるNPO法人「ほっと龍山」の協力を得て、オープンにこぎ着けた。

 施設内では、キャンプサイト、ロッジ、コテージ、ファイアプレース、クライミングウオール、炊事場を備え、自然の中でアクティビティーやバーベキューが楽しめる。キャンプ場には珍しくカフェを併設し、17時以降はバー営業となりお酒を提供する。「初日はバーベキューを楽しみ、2日目はカフェでゆっくり過ごすといったスタイルを提案したかった」と堀田さん。

 カフェではオーガニック食材をメインにしたメニューを提供。席数は、カウンター5席、テーブル8席の計13席。店内は、シンプルながらも木のぬくもりを感じる素朴な空間に仕上げた。メニューは、龍山産の粉茶を使った「パウンドケーキ」(300円)や、龍山産の紅茶を使った「シフォンケーキ」(400円)、地元野菜を使った「サンドイッチ」(600円)など。龍山在来種のサトイモ「アカメ」やミカンの「バカみかん」などを使ったメニューも提供する予定。

 今後は、年間を通じ、自然や地元の人たちを生かしたイベントを開くという。5月末からは「ヤマメのつかみ取り」、6月には地元の人たちによる朝市「山の暮らしマルシェ」、7月には竹を伐採し、流し台やコップを一から作り行う「流しそうめん」を企画している。

 「ここに来てくれた人たちがゆっくり、のんびり過ごし、龍山を好きになってくれたら」と堀田さん。「将来龍山に住みたいという人が増えてくれるように頑張りたい」とも。

 営業時間は、チェックイン=14時~17時、チェックアウト=11時。日帰り利用は10時~16時。火曜・水曜定休(7月、8月は無休)。カフェの営業時間は10時~22時(17時からバー営業)。施設利用料は、キャンプサイト=800円~2,000円、ロッジ=1万4,000円~2万4,000円、コテージ=2万8,000円~3万6,000円。

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