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浜松でオリジナル直虎観光情報アプリ VR利用し仮想空間を体験

「まるっと直虎観光VR」のメイン画面

「まるっと直虎観光VR」のメイン画面

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 浜松市が4月20日、スマートフォン用アプリ「まるっと直虎観光VR」をリリースした。

直虎ちゃんの後をついて行くと目的地に到着できる「直虎ナビ」

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 NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の放送が始まり、「井伊直虎ゆかりの地・浜松を、まるっと体験してほしい」との思いから、3月31日にプレ・リリースされた同アプリ。AR(Augmented Reality、拡張現実)/VR(Virtual Reality、バーチャル・リアリティー)技術で、井伊直虎が生きた世界や時代を体感できる。今回、プレ・リリース時の不具合や機能のバージョンアップを行い、正式リリースとなった。

 現在の井伊谷城跡や井伊家の菩提寺である龍潭寺、井伊家居館跡の3カ所でアプリを立ち上げると、現実にはない昔の風景や建物がアプリを通し360度の世界で楽しむことができる。井伊谷城跡では、スマートフォン用アプリ業界初のバーチャル空間の中を歩く「ウォークスルー機能」を実装。アプリ利用者の視点で、3DCGの空間内を歩くことができ、建物や巨岩に近づいたり、櫓(やぐら)を下から見上げたりすることも可能だという。

 「直虎ゆかりの地360度の旅」では、ドローンで撮影した動画や定点から360度を見渡す映像を楽しむことができ、各スポットの営業時間や地図などの詳細情報も確認できる。

 チェックイン機能により、スタンプやフォトフレームの獲得も可能で、スタンプラリーのチェックポイントは、龍潭寺や浜松城、引馬城跡など現在は68カ所を用意している。スタンプを5個集めるごとに恩賞が与えられ、該当店舗でオリジナルの缶バッジなどの記念グッズや、飲食店の商品、割引サービスと交換できる。

 ほかにも、スタンプラリーのチェックポイントや360度映像で紹介している場所に向かうためのナビゲーション機能も備え、歩いている出世法師直虎ちゃんの後をついて行くと目的地に到着できる「直虎ナビ」も実装している。

 産業部の山田拓司さんは「現地に足を運んでいただき楽しんでもらいたい。訪問前の予習としても使っていただけたら。今後、協賛店を増やして地域の活性化にもつなげたい」と話す。

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