![遠州灘で採れた魚介を使ったアクアパッツァ](https://images.keizai.biz/hamamatsu_keizai/headline/1501755228_photo.jpg)
浜松・砂山町に7月18日、居酒屋「大衆ビストロ ジモン」(浜松市中区砂山町、TEL 053-456-2588)がオープンした。
街中でイタリアン酒場「GAKU」(中区鍛冶町)やコーヒーショップ「WILL COFFEE & ROASTERS」(中区田町)などの飲食店を展開するプレジャーシップダイニングが経営する同店。
砂山町はオフィス街でサラリーマンが多く、同所は駅も近いため出張者も多く通る。和食料理店が多い同所に、「あるものを活かし、無いものを創る」という同社の理念のもと、今まで培ってきた洋食のノウハウを活かした店を出そうと決意。サラリーマンをターゲットに、「地元の食材」と「レモン」をテーマにした大衆ビストロとして、オープンにこぎ着けた。
店舗面積は約23坪。カウンター9席、テーブル席27席、個室22席の計58席。店内外は和と洋を融合させた昔懐かしい居酒屋のレトロさを感じさせながらも、カフェのようなおしゃれさも併せ持つ。木製板に手書きメニューを載せた看板をカウンター席上部に掲げ、居酒屋感を演出しながらも、壁には食材や料理のペイントがされおり遊び心もある。小上がりのロフト席からはオープンキッチンが垣間見える工夫もされている。
メニューは三方原のジャガイモを燻製して香り付けした「三方原じゃがいもスモーキーポテトサラダ」(430円)や磐田の美味鶏(びみどり)を使った「名物!地元遠州美味鶏もも肉の香草焼き」(880円)、「地元遠州美味鶏むね肉と自家製食べるラー油」(680円)など、地元の食材にこだわった料理をメインに約35種類を用意。その日に遠州灘で採れた魚介をふんだんに使った「名物!遠州灘で取れた魚のアクアパッツァ」(1,280円)や、舞阪港で採れたシラスを使った「生しらすのカルパッチョ スダチ風味」(880円)など、地元の海の幸を使った料理も多く取りそろえる。
ドリンクには同店の看板メニューでもある国産のノンワックスレモンを使った「ジモンの最強レモンサワー」(450円)やリモンチェッロというレモンリキュールの「リモンチェッロサワー」(480円)、ソルティドッグのように瀬戸田のレモン塩をグラスの口につけた「瀬戸田のレモン塩でレモンサワー」など、レモンサワーだけで6種類を用意。ジモン最強レモンサワーは、八つ切りの凍らせたレモン1個分がグラスに入っており、氷を使わないので味が薄まることなく飲めるという。グラスを変えず残ったレモン氷を使い、280円でお代わりをする事ができる。ほかにも同店と花の舞酒造がコラボしたオリジナルの日本酒「浜松地酒 花の舞×ジモン オリジナル本醸造」(580円)も用意する。
社長の三好猛嗣(たけし)さんは「浜松の地元の良い食材を使った料理を多く提供し、浜松のよさを知ってもらうことで、出張で浜松に来たビジネスマンや外国人の方にも『浜松といえばここだ』と言ってもらえるような店にしていきたい。浜松に来たとき毎回来店してもらうことが目標」と意気込む。
営業時間は17時~0時。日曜定休。