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浜松・肴町に肉ずし専門店 馬肉メインに牛やカモ肉も提供

牛肉リブロースでシャリが見えない大胆な盛り付けの「名物!!さしとろ」

牛肉リブロースでシャリが見えない大胆な盛り付けの「名物!!さしとろ」

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 浜松・肴町に10月30日、肉ずし専門店「浜松 肉寿司」(浜松市中区肴町、TEL 053-455-5000)がオープンした。

肉々しさを表現した赤色の店内

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 シャリに肉を載せた肉ずしを専門とする同店は、東京や静岡市でも展開。運営する「Stove's Market(ストーブスマーケット)」は「街を変える」というテーマのもと、あたたかみのある店で街も明るくしたいという思いで経営をしている。系列店の「浜松かきセンター」の向かいの物件が空いたことから、「魚介」とは対象的に「肉」をメインとして、浜松初の肉ずし専門店としてオープンにこぎ着けた。

 店舗面積は約12坪。カウンター8席、テーブル24席の計32席。赤い壁紙や赤いのれんにすることで、店全体で肉を表現。壁一面にメニュー札を並べ、ローマ字で「SUSHI」と描き、堅苦しくなく入店しやすい雰囲気の店舗デザインにした。

 メニューは馬肉を中心に牛肉、豚肉、鶏肉、カモ肉、フォアグラのすしなど32種類を用意する。「赤身」(190円)や「ネギトロ」(250円)など、馬肉のすしを豊富に用意するほか、「大トロ」(480円)や「タン」(380円)の牛肉メニューや、「イベリコ豚」(190円)など幅広い肉ずしを取りそろえる。フォアグラを削ってまぶした手巻きずし「フォアグラまみれ『玉』」(680円)のような珍しいメニューも用意。中でも「名物!!さしとろ」(880円)は、牛肉のリブロースをシャリが見えないように大胆に盛りつけ、客に提供する際にバーナーで炙(あぶ)るなど、演出も施す。

 シャリに使う酢は、通常のすし酢では酸味が強すぎてしまうため、肉に合うように3種類の酢を配合し、酸味を抑えたすし酢にしているという。ほかにも箸休めに「セロリガリ」や酒のあてに卵の黄身をしょうゆ漬けにした「べっこう玉」(以上、390円)なども用意する。

 「馬肉は低カロリーで高タンパクなことから女性にも人気がある。東京では1人で来店する女性客がいるほど」と統括ホールマネジャーの鈴木渉(わたる)さん。「スタッフ一同アットホームな雰囲気でやっているので、幅広い世代の人にきていただきたい。この業態に固執せず、いろいろな角度から浜松の街をあたたかな雰囲気に変えていきたい」と意気込む。

 営業時間は月曜~木曜=16時~0時、金曜・土曜=17時~翌1時、日曜・祝日=16時~23時。

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