浜松・田町に2月14日、ダイニングバー「Surfers Dining & bar」（浜松市中区田町、TEL 053-451-3315）がオープンした。

1階の立ち飲み席

　店主の大塚勝紀さんは、会社員として働いた後、カーショップや飲食店、ネイルサロンなどさまざまな業種の経営を経験してきた。その中で、飲食業が自分の肌に一番合っていると思ったという。約1年前に袋井市から妻の実家がある浜松市に移住し、新天地で趣味のサーフィンをテーマにした飲食店を始めようと決意。駅に近い同所で、立ち飲みのできる隠れ家的ダイニングバーとしてオープンにこぎ着けた。

　店舗面積は約18坪。1階はカウンターの立ち飲み席、2階はソファー10席、3階はテーブル12席の計22席。鹿の角を模した形の照明やマリン風シーリングライト、革のソファーなど、店内のインテリアにもこだわり、「デートに使えるようなおしゃれな店」を目指したという。2階、3階にはそれぞれプロジェクターを用意し、白壁にサーフィン動画を流す。

　メニューは肉料理からパスタ、ご飯ものまで幅広い取りそろえで、約30種類をそろえる。赤ワインベースソースの国産牛スライス「牛肉のタリアータ」（1,500円）や、オレンジベースソースの「三州豚のロースト」（1,000円）など食べ応えのあるメニューを用意。「生ハムのスライス盛り」（800円）は専用のスライサーで丁寧にカットし、1皿に約15枚を盛り付ける。パスタメニューは、イカやタコ、エビなど魚介をふんだんに使った「たっぷりシーフードのトマトパスタ」や「自家製ボロネーゼ」（以上900円）など、生パスタを使ったモチモチ食感にこだわる。ほかにも、三方原ばれいしょを使い、外はカリッと中はしっとりとした「自家製フライドポテト」（700円）も用意する。

　ドリンクメニューは「樽（たる）生ワイン」や「樽生スパークリングワイン」（以上、グラス＝600円）を用意。ワインボトルでなくたるで管理することで酸化を防ぎ、いつでもボトルを開けたときのような味わいがあるという。

　「おいしくてボリューム感のある料理をリーズナブルに提供しているので、きっと満足してもらえるはず」と大塚さん。「『サーファーズにいこう』と気軽に来店してもらえるような店にしたい。駅から近いので、電車を待つ時間に生ハムとワインを飲みに行くくらいの気持ちで立ち寄ってもらえたら」とも。

　営業時間は17時30分～23時30分。日曜定休。