浜松・篠原町の古橋廣之進記念浜松市総合水泳場「ToBiO」(浜松市南区篠原町)の南側ビーチで6月16日・17日、「BEACH RUGBY JAPAN TOUR 2018 第15回 東海大会 HAMAMATSU」が開催される。主催は静岡県ビーチラグビー協会(TEL 090-3830-0429)
ビーチラグビーはラグビーとアメフトをミックスしたような競技で、1990年に日本で誕生。12分のゲーム時間を5人チームで戦う。タックルをしないのが特徴で、相手の体に両手でタッチをするとタックルが成立し、その場から攻撃再開。攻撃時に相手チームのゴールにボールを持ち込むと得点となる。
2004年から始まり、今年で15回目を迎える同大会。九州や関西、関東など全国で開催する6つの大会の中で最初の大会となる。各地の大会優勝チームが全国大会への出場権を得る。
昨年は約2500人を集客し、年々来場者数も増加している。大会会場は防潮堤整備の関係から昨年場所を変え、浜松市総合水泳場の南側ビーチとなった。「防潮堤の関係上、市の指定で場所が変わったが、ビーチラグビーを行うには良いコンディションの場所」と会長の田代剛さん。
今年は「B1プレミアム」と「B2トーナメント」、「レディース」、「ビギナーズリーグ」の4つのクラスに分けて開催し、57チームが参加。昨年から始めたビギナーズリーグは好評で、昨年の2倍のチームが参加する。ビギナーズリーグはビーチラグビーを始めて3年以内などの規定があり、初心者同士での戦いになることから、レベルの差が大きく開くことなく戦えることが魅力だという。「参加者からは『トライがとれた』『ビーチラグビーがより好きになった』など喜びの声が多い」と田代さん。他の大会ではまだ取り入れているところがなく、取り入れたらどうかと提案をしているという。
会場では飲食店やキッズスペースも完備。15周年ということで開会式には浜松のアイドルユニットH&Aを招待。日曜限定でサップヨガも行う。
「ビーチラグビーは自然を体全体で体感できる競技。来年はラグビーワールドカップがエコパで開催されるので、ビーチラグビーの注目度も高い」と田代さん。「ぜひ大会を見に来てほしい。これをきっかけに興味を持ってもらい、ビーチラグビーを広めていきたい」とも。
開催時間は、16日=8時30分~17時、17日=8時30分~16時。