居酒屋「GYO the MAN」(浜松市中区田町、TEL 053-488-8100)が11月15日、浜松・田町にオープンした。
木材を多用し落ち着いた雰囲気の中にスタイリッシュさも出した店内
ギョーザを食べることが好きで、独自にギョーザの研究をしてきた店主の鈴木琢海さん。浜松を代表するグルメ「ギョーザ」の魅力を若い人に広めたいとの思いから出店を決意した。西洋料理店で働いていた経験を生かし、和と西洋料理をミックスした料理も提供する若者向け大衆居酒屋としてオープンにこぎ着けた。
店舗面積は約31坪。カウンター3席、テーブル65席の計68席。木材を多用し、落ち着いた雰囲気の店内。椅子の背もたれにはチェック柄を使い、黒いスポットライトや間接照明、シーリングファンなど「スタイリッシュさ」も表現。一段小上がりになった空間を設け、高低差をつけて来店客が楽しめる空間にしたという。
メニューはギョーザだけで10種類を用意。男性向けに肉をたっぷり詰め込み、ニンニクを強めに入れた「GYO the MAN 男餃子」や、ニンニクを入れず野菜中心の「GYO the MAN 女餃子」(以上380円)などを提供。エビの尻尾が飛び出した「エビさんこんにちは餃子」(同550円)やヤリイカが透けて見える「ヤリイカのセクシー餃子」(同480円)、餃子の中の1つが激辛の「ロシアンルーレット餃子」(650円)など素材や見た目にこだわりながらも遊び心のあるギョーザを用意。
ギョーザのほか、若鶏を3日以上タレに漬け込み揚げた「豪快!!若鶏の姿揚げ」(880円)も看板メニューとして提供。ネギベースの塩ダレで、「肉汁があふれながらもあっさりとした味わい」だという。うどんの麺とわさびで仕上げたカルボナーラ「うどんナーラWASABI」(650円)や、「珍味!カニみそクリームコロッケ」(680円)、「ガーリック枝豆」(350円)など、和洋折衷の一品メニューもそろえる(以上税別)。
鈴木さんは「周りには若者向けギョーザ店が少ないように感じる。エンターテインメント性のあるギョーザ店として、若者にギョーザの楽しさを広めていきたい。常に笑顔になれるような空間づくりをしていく」と話す。
営業時間は17時30分~24時(金曜・土曜は翌1時まで)。日曜定休。