居酒屋「くま酒場」(浜松市中区鍛冶町、TEL053-5361-7051)が12月6日、浜松・鍛冶町にオープンした。
「和ダイニング椿」や「balchef」など、神戸を中心に全国で和食や洋食などさまざまなスタイルの居酒屋を約40店舗展開し、高知県に「くま酒場」の店名で地元の名物を扱う姉妹店を持つ同店。浜松で居酒屋を経営する会社の紹介で同所の物件を知り、共同で浜松名物と地酒を楽しめる居酒屋としてオープンにこぎ着けた。
店舗面積は約28坪。カウンター4席、テーブル16席、掘りごたつ28席の計48席。あえて高級感を出さず、誰でも来店しやすいようなシンプルな雰囲気に仕上げた。宴会などの大人数にも対応する掘りごたつ席は、スクリーンを下ろすことで半個室にもでき、さまざまな利用を想定する。
メニューは浜松グルメを中心に約60種類を用意。メインメニューとして提供する「浜松ぎょうざ」(580円)はキャベツを多めにヘルシーに仕上げる。「おろしポン酢」(630円)や「めんたいマヨ」(680円)、「キムチ」、炙(あぶ)った「チーズ」(以上630円)などトッピング付きの浜松ギョーザも提供。生地の中に紅生姜とたくあんを入れたお好み焼き「遠州焼き」や、遠州の夢豚ブロックを使い、塩こしょうのシンプルな味付けの「夢豚のごろ焼き」(以上780円)などの浜松の名物料理を取りそろえる。ほかに、その日に市場に出た旬の魚を使い、「海鮮ゆっけ」(580円)や「お造り3種盛り」(1,480円)なども提供する。
アルコールは静岡の地酒をメインに提供。フルーティーな香りでまろやかな味わいの「開運 純米吟醸」(820円)や、うま味と酸味のバランスが良いという「喜平 特別純米誉富士」(680円)、「花の舞酒造の「日本刀(カタナ)」など7種類の地酒を用意。全ての地酒を飲み比べる人も多いという(以上税別)。
店長の為廣哲平さんは「どの世代でも楽しめるようなメニューをそろえ、空間も気軽に来店しやすいような雰囲気にした。何事にも妥協せず、客を笑顔で迎え、リピートしてもらえるように努力していきたい」と話す。
営業時間は17時~24時。