イベント「100人のサンタが浜名湖に大集合!」が12月23日、かんざんじサンビーチ(浜松市西区舘山寺)で開催される。主催は浜松市とビーチ・マリンスポーツ推進協議会(053-457-2295)。
全国的にも日照時間が長い浜松市。年間を通じて水温や風、波に恵まれ、遠州灘や浜名湖で年中ビーチ・マリンスポーツを楽しむことができることから「マリンスポーツの聖地」として打ち出そうと、今年3月に官民連携で同協議会を発足した。マリンスポーツは夏のイメージが強いが、冬にもウィンドサーフィンやセーリングなど風を必要とするスポーツが盛んな浜松市。市民にビーチ・マリンスポーツの情報発信をしようとクリスマスイベントとして開催を決めた。
当日は、「2020年東京オリンピック」出場を目指して浜名湖で合宿に励む「日本学生ボードセイリング連盟」所属の100人を超える大学生アスリートがサンタクロースに変身。ウィンドサーフィンやサップなどに乗ったサンタクロースが一斉に海上に集結し、ビーチで待つ子どもたちにプレゼントを運ぶ。プレゼントは未成年対象。
ビーチにサッカーゴールを設置し、ビーチサッカー体験やビーチテニスの体験もできる。競技やルールを知らない人のためにステージ上にモニターを用意し、プレー映像や浜松のビーチ・マリンスポーツのPR動画も流すという。「『こんなスポーツがあるのか』と、市民の人に知ってもらいたい。おしるこや豚汁などを振る舞うので、競技体験に参加しない人も、温まりながらイベントを楽しんでもらえたら」と浜松市観光・シティプロモーション課の大平哲也さん。イベントの最後にサンタクロースが海上でウィンドサーフィンの演技を披露。同連盟エキスパートクラスの将来を担う選手たちの迫力ある演技を見ることができるという。
大平さんは「ウィンドサーフィンだけでなく、サップやボードなどいろんなサンタクロースに出会うことができる。100人以上のサンタが集結し、日本でここでしか見られない迫力のある風景になるはず」と話す。
開催時間は10時30分~12時30分。