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浜松・肴町の万年筆専門店がインクボトルの装飾品 宝飾職人が手作りで

カエルとトンボのキャップオーナメント

カエルとトンボのキャップオーナメント

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 浜松・肴町の万年筆専門店「BUNGUBOX(ブングボックス)」(浜松市中区肴町、TEL 053-415-8639)が1月27日、インクボトル専用装飾品「Sterling silver cap Ornament(スターリング シルバー キャップ オーナメント)」の販売を開始した。

縁起のよいカエルとトンボがモチーフ

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 万年筆やオリジナルインクを販売する同店。昨年11月末にオリジナルインクボトルを刷新。今まではメーカーと型が同じボトルで販売してきたが、ブランド力を上げさらにオリジナリティーのあるものを世界に売っていこうと機能性やデザイン性にこだわったインクボトルを開発した。ボトルを横から見たときにハイヒールのように見えることから「ヒールシェイプボトル」と名付け、透明度が高く、よりインクの色が映える仕様になっている。ボトルには、「インクが主役」のコンセプトの下、同社万年筆のペン先にも入れているキャッチフレーズ「Ink tells more(インク テルズ モア=インクは多くを語る)」という文字を入れた。さまざまな色を楽しめるように、内容量を以前の50ミリリットル入りから30ミリリットル入に変更し、使い残しがないよう配慮。販売から約2カ月たち、東京の表参道店(東京都港区)ではインクの形状が評判で、同商品を求めて来店する客も増えているという。

 より万年筆ライフを楽しんでもらうにはどうしたらいいかと考えた店主の山岸薫さん。色を楽しむことのできる今までにないオリジナルインクボトルの価値を高めるアイテムとして、キャップに装着する装飾品「キャップオーナメント」を開発。高級感を出すため、スターリングシルバーを使ったオーナメントだ。宝飾職人が一つ一つ手作りした銀細工で、「勝ち虫」と呼ばれ縁起の良いトンボと、「利益がかえる」という意味を込めたカエルをモチーフにした2種類を用意。キャップ部分は植物をイメージした繊細な曲線で成形。インクボトルキャップから着脱が可能で、お気に入りのインクボトルに付け替えて楽しむことができる。オーナメントだけを購入して、セーラー社製のインクボトルのキャップにもはめることができる。

 「万年筆ライフをより豊かにできるよう開発した。使うときに楽しく、心豊かになってもらいたい」と山岸さん。「今後はインクのイメージに合わせ、サファイアやエメラルドなどの宝石を入れたオーナメントの開発も考えている」とも。

 価格は1万5,120円。オンラインショップで扱う。2月中旬からは店頭でも販売予定。

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