イベント「ゲーセン女子が主催するe-Sports サッカーゲーム大会」が2月24日、浜松・坪井町のゲームセンター「PORT 24浜松店」(浜松市西区坪井町)で開催される。主催はおくむらなつこ(TEL 03-6369-0325)
「1年330日ゲーセンに通うOL」という肩書を持つ主催者のおくむらなつこさん。約25年間欠かさずゲームセンターに通い、さまざまなゲームをプレー。古いゲームから新しいゲームまで幅広い知識を持つ。北は青森県、南は沖縄まで数々のゲームセンターを回り、地域のゲームセンターの特色なども理解していることから、ゲームセンターのマーケティングや研修なども行う。今年3月に、約18年間続いたサッカーゲーム「WORLD CLUB Champion Football(WCCF)」が新しいゲームに生まれ変わることから、同ゲームへの感謝の気持ちを込めてイベントを企画。ゲームセンター業界への貢献度が高く、同ゲームの強豪が多く集まる同店での開催を決めた。
サッカーのフィールドを模したゲーム機に自分の選んだ選手のカードを配置して戦う同ゲーム。カードは世界のトップリーグで活躍する選手や日本代表選手など、自分の好きな選手でチームを組むことができる。体を使うタイプや足の早い選手など、選手のスキルだけでなく選手同士の相性なども考慮しながらチーム編成をすることも面白みの1つで、戦略が必要だという。カードを動かすとゲーム画面とリンク。攻めたい時にフォアードを3人にしたり、守りたい時にディフェンダーを5人に増やしたりと、状況に応じてフォーメーションを変えて遊ぶ。対戦の映像が、ゲーム機の前に設置された大型スクリーンに映し出され、一般客も観戦することが可能。当日は全国から32人の強豪ゲーマーが集まり、リーグ戦を4回開催。各リーグ4人チームを2つずつ作り、チーム内総当たりで、勝ち点が高いプレーヤーが勝者となる。おくむらなつこさん自身も参戦。最後は4回のリーグ戦の1位同士で戦い、優勝者を決める。優勝者には記念大会ロゴの入ったオリジナルパーカーを贈呈する。
ほかにも大会に集まったプロプレーヤーと一緒にゲームを楽しむ時間を確保。一緒に対戦するだけでなく、初めてプレーする人にはプロプレーヤーのカードで編成したチームを貸し出し、横に座ってプレー方法を教えてくれるという。
「ゲームがうまくなくてもプロが教えてくれるので体験しに来てほしい」とおくむらさん。「浜松は全国的にみてもゲームセンターが多い地域。このイベントを通してe-Sportsとは何かを知ってもらい、実は身近のゲームセンターにもあるということを知ってもうきっかけになればとも。
開催時間は11時~18時。