浜松のアマチュア写真家2人が初の個展-別の視点で日常的な風景を

白い壁に展示された作品。

白い壁に展示された作品。

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 浜松のカフェギャラリー「Photo Cafe and Gallery barrage」(浜松市東区上西町、TEL 053-443-8283)で現在、アマチュア写真家コンビ「came LUV(カメラブ)」による写真展が開催されている。

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 個展を開くのは初めてというcame LUVのHaLuCaさん(24)とK-sukeさん(25)。2人とも写真は独学で始め、K-suke さんが写真を始めたのはHaLuCaさんが趣味で写真を撮っていたのがきっかけだという。

 2人が作品を発表したのは今年1月に行った「HAフォトグラファー展」が初めて。以来、作品を発表したいという気持ちはあったが場所や機会がなかった。そうした時、たまたま訪れた同ギャラリー店主の館長鈴木一由さんに「やってみたら」と勧められ、個展が実現した。

 個展のタイトルは「*CameLUV*(k-suke + HaLCa.) photo collection キミトミルセカイ」。被写体は撮りたいものを考えて撮るのではなく、2人でドライブなどをして遊んでいる時に興味を引かれたものや風景を撮影した。

 K-sukeさんは「普段は気付かない日常の風景でも、こう撮ったら面白いというものを見つけることが楽しい。撮影はカメラを向け合って撮影したりする。1人と2人では撮った雰囲気も違うし2人だからこそ取れる写真があると思う」と話す。

 展示される作品は大小合わせ12点。パネルにした作品の他に撮影中の写真や失敗したものなどもフォトブックにして観覧できるようにした。「撮影中のくだけた空気感を伝えたり、撮った場所のネタばらし的なこともしたいと思った。『この写真って、あそこ?』みたいに、行ったことのある場所でも視点を変えることで生まれる新しい風景の感動が伝われば」とK-sukeさん。

 「カフェというスペースでの個展なので、写真好きな人から写真をやっていない人にもいろいろな人に見てもらいたい。わたしたちの写真を見てみて楽しんでもらえれば。20代の同世代の人がカメラをやってみたいと思えるきっかけになれば」とHaLuCaさん。

 開催時間は11時~19時。月曜定休。今月31日まで。

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