「かにぱんと紅ずわいがにのクリーミーコロッケバーガー」が7月1日、浜松2店舗を含む静岡県内のロッテリア7店舗限定で販売を始めた。
40年以上続くロングセラー商品「エビバーガー」などを販売する同社。「かにぱんと紅ずわいがにのクリーミーコロッケバーガー」は、三立製菓の「かにぱん」も40年以上愛されてきた商品であったことから、海鮮系をテーマにした商品のコラボ企画として生まれた。今年1月から約1カ月間全国で期間限定販売をしたところ、「懐かしい味」や「かわいらしい」と好評だった。静岡県内では販売から1週間もせずに完売した店舗が続出。全国の店舗での完売最速は「MEGAドン・キホーテ浜松可美店」、2位は「浜松幸店」、3位は「静岡東千代田店」と1位から3位まで全て静岡県。ファンからは「もう一度食べたい」という声や、「間に合わなかった」という意見があり、三立製菓が本社を置く浜松を中心に、静岡県内限定での再販を決めた。
1947(昭和49)年に発売開始し、カニの形をした「かにぱん」は子どもから人気のロングセラー商品。同バーガーには、かにぱんをバンズとして採用し、具材を挟み込む。コロッケのパティは鳥取県境港で水揚げし、ボイルした紅ズワイガニと口溶けの良いベシャメルソースを合わせたクリームコロッケ。ソースはコロッケに相性の良いロッテリアオリジナルのデミグラスソースを使う。ほんのり甘く、シンプルな味わいが特徴のかにぱんと紅ズワイガニを使ったカニづくしの商品に仕上げた。
1月の販売では、かわいいと子どもから人気があり、懐かしさを感じる大人も多く見られ、幅広い世代が同バーガーを購入。懐かしい味で紅ズワイガニが絶妙だという感想も多く、好評だったという。見た目のインパクトもありSNSへの投稿も目立った。今回はご当地バーガーとしてより多くの地元の人に味わってもらおうと、期間を長めに確保。「前回の販売では静岡県で大変人気だった商品が満を持しての再販。是非、より多くの人に味わってもらいたい」とロッテリアマーケティング部広報担当の小島啓太さん。
三立製菓・広報担当の「かにぱんお姉さん」は「前回、全国で真っ先に売り切れになったのは静岡県。売り切れで食べられなかった人も、ぜひかにぱんとクリームコロッケの絶妙な味わいを楽しんでもらいたい。かにぱんファンの皆さんいつもありがちゅん」(以上、原文ママ)と話す。
価格は480円。販売期間は10月中旬までを予定する。