居酒屋「大衆酒場 ごちもん 餃子の遠州」(浜松市中区鍛冶町、TEL 053-450-8888)が6月28日、浜松・鍛冶町にオープンした。
県西部で居酒屋を5店舗運営し、新浜松駅近くにはギョーザと豚肉・鶏肉料理を提供する姉妹店を持つ同店。さらに地域密着型の店を出そうと、ギョーザをメインに、浜松名物をそろえる居酒屋として出店を決めた。姉妹店とは違い、牛肉や海鮮系もそろえた居酒屋としてオープンにこぎ着けた。
店舗面積は約40坪。カウンター4席、テーブル82席の計86席。白い壁に木の床でカジュアルなスタイルの店内。壁には浜松城や浜松まつりの大凧の絵を描き、にぎやかな雰囲気を演出。提灯やメニューの木札などで大衆居酒屋感を出す。「観光客も来るので、浜松感を出した。見た目でも楽しんでもらいたい」とマネジャーの中村勇貴さん。壁側の席にはハイボールサーバーが付き、浜松ギョーザを注文した場合のみハイボールが1時間500円で飲み放題となる。
メインメニューとして提供する「浜松餃子」(12個=720円)はキャベツを豊富に使いあっさりとした味わい。とろみのある甘めの自家製タレで食べる。母体となる店の創業が昭和34年。ギョーザは当時の味を引き継ぎ、円型焼きにモヤシを添えた昔ながらの浜松ギョーザスタイル。「牛すじ肉豆腐」(580円)や「秘伝特製ホルモン」(720円)、「牛すじキムチ炒め」(580円)など牛肉メニューも用意。ほかにもカキとホタテ合わせて5つ選べる「浜のガンガン焼き」(1,580円)や、丼からあふれるほどいくらを盛った「いくらこぼれ飯」(1,580円)、ふっくら焼き上げた「鰻の香焼き」(880円)など海鮮系の料理もそろえる(以上、税別)。
「食材や調理法など全てにこだわり、おいしい料理をリーズナブルに、最速最短で提供している」と中村さん。「浜松ギョーザで浜松をさらに盛り上げたい。おいしい料理で楽しんでいってもらえたら」とも。
営業時間は日曜・月曜・水曜・木曜=17時~翌1時。金曜・土曜=17時~翌3時。火曜定休。