タピオカドリンク専門店「MOGU MOGU HOUSE」(浜松市中区鍛冶町)が9月7日、浜松・鍛冶町にオープンした。
格闘技の経験があり、現在ジムを経営する店主の関谷勇次郎さん。以前、お好み焼き店経営の経験もあり、街なかで飲食店を始めたいと考えていたという。浜松の街なかに活気を取り戻したいという考えもあり、現在流行しているタピオカドリンク専門店を始めようと決意。台湾に友人がいたため、台湾からのタピオカ流通ルートを確保。実際に台湾に足を運び人気店を研究し、人通りの多い街なかの同所でオープンにこぎ着けた。
若い女性受けするよう店舗のメインカラーはピンクを選択。韓国にある女性に人気のパフェ店を参考にしているという。テークアウト専門で、店頭にある店名の入ったイラストボードで記念撮影ができるスポットも用意する。
商品は主力商品の「黒糖タピオカ」をはじめ、「抹茶ミルク」「ほうじ茶ラテ」(以上600円)など10種類。タピオカは台湾のものを使い台湾のレシピで製造。芯が残らないようじっくりと長時間煮込み食感にこだわる。「いちごみるくボバ」(650円)はイチゴ味のボバと黒糖タピオカが入ったドリンクで、若者から人気がある商品。
ボバはジュースを膜で包んだタピオカ状の粒で、ぷちぷちとした食感があり、かむと中からジュースが溢(あふ)れ出る。イチゴとブルーベリー、ピーチのカラフルな3種類のボバを入れた「モグボバ」(600円)も用意。変わり種として「緑茶ヨーグルト」(600円)も提供し、「はまった人はそれしか購入しない人もいる」と言う。ほかにも、甘さ控えめで大人の女性から人気がある「黒ウーロンミルクティー」や「ジャスミンミルクティー」などもそろえる。
パッケージはジップ式のジュースパック型で、ストローを差し、自分で混ぜて飲むスタイル。SNS映えを狙い、あえてカップではなくパック型を取った。若者から人気があり、下校時には女子高生の行列ができる。客の約8割が女性で、店頭で写真を撮りSNSにアップする人も多いという。
関谷さんは「台湾の本場の味を味わえることが自慢。SNS映えするパッケージも特徴的で、写真を撮るスポットも用意しているのでぜひ一度飲みに来てほしい」と話す。
営業時間は15時~21時(土曜・日曜は10時~)。月曜定休。