音楽イベント「サウンドデザインファクトリー in 浜松 2019」が12月7日・8日、鴨江アートセンター(浜松市中区鴨江町)で開催される。
「ユネスコ創造都市ネットワーク」に、音楽分野で日本では唯一加盟している浜松市。楽器メーカーが多いこともあり、音楽の多様性と創造性を追求するため、2017(平成29)年に開催したサウンドデザインフェスティバルに続き、今年も企画。市内に工場が多いことから、音を作り出す工場をイメージして「サウンドデザインファクトリー」に名前を変更して開催。
市内の大手楽器メーカーが参加する「YAMAHA×KAWAI×ROLAND合同展示プロジェクト」では、1台でオーケストラに負けないほどの大音量が出せるピアノなど、普段は見ることができない珍しい楽器を用意。ステージイベントでは、鍵盤ハーモニカによるライブや、国内外で活躍する人気アートユニット「明和電機」のライブも行う。
体験型のイベントとして、音に関するものを作るワークショップも多数用意。スピーカーユニットと紙粘土を使ってオリジナルのスピーカーを作ったり、ペットボトルでオルガンを制作したり、楽器や身近な音を集めて、その音を使って演奏を楽しんだりすることができる。
音に関するオフ会の場として、サウンドミートアップも開催。クリエイターやデザイナー、学生、楽器製造業者、音を活用したビジネスを考えている企業など、音に関わる企業や興味がある人が集まり、交流を広げる。誰でも気軽に参加可能でソフトドリンクと軽食を食べながら、自己紹介やフリートークをし、希望者にはプレゼンテーションをする時間を用意する。
「音の創造性を刺激するような、ワクワクするイベント。子どもから大人までたくさんの人に来場してほしい」と浜松市役所市民部創造都市・文化振興課の新山隆平さんは話す。
開催時間は10時~17時(サウンドミートアップは7日18時~21時)。入場無料。一部有料イベントあり。