浜松フラワーパークや浜松城など9カ所で「浜名湖花めぐり集印帳」の販売が始まった。
各種大会、会議などの開催の誘致や、大会・会議をスムーズに運営できるよう支援を行う「浜松・浜名湖ツーリズムビューロー」が企画・制作し、昨年初めて販売された浜名湖花めぐり集印帳。インスタグラムに写真を掲載する人や「スタンプをコンプリートした」と電話で連絡をくれる人がいるなど、男女問わず好評だったという。昨年は花フェスタの開催に合わせ、3月20日ごろ販売を開始。しかし「ウメの花のスタンプが押せなかった」という声があったことから、今年は時期を早め、2月1日に発売した。
縦16センチ、横10.9センチで、48ページの同集印帳。2色展開で、定番カラーの赤色に加え、浜松や浜名湖の情報を発信する女性チーム「海の湖HAMANAジェンヌ」が投票で選んだ、紫が新色で加わった。赤色は270冊で、紫色は限定で150冊を用意。売り切れ次第終了となる。同集印帳が販売されるのは、浜松フラワーパーク売店や浜松城天守閣売店、舘山寺温泉観光協会など9カ所。今年からスタンプの参加を開始した「加茂荘花鳥園」、昨年スタンプで参加していた「浜名湖ガーデンパーク」が、新たな販売所として加わった。各施設で1,600円で販売。販売期間は6月30日までだが、売り切れ次第終了となる。
昨年は、季節に合わせた花のスタンプを施設ごとに計22種類用意したが、今年は計25種類のスタンプを用意。昨年5月の国土交通省が認定するガーデンツーリズム登録制度に登録された「アメイジング・ガーデン・浜名湖」の構成庭園でもある「加茂荘花鳥園」のハナショウブと「可睡ゆりの園」のユリが追加。ほかには、浜松城公園の松韻亭(しょういんてい)の庭園も追加された。大草山の昇竜しだれ梅、浜松フラワーパークのチューリップやサクラ、フジ、はままつフルーツパーク時之栖のフルーツアーモンドなど、昨年からあるスタンプは、カラーを変更して提供している。スタンプの花の種類と場所が分かる「花めぐりスタンプラリーMAP」も用意。
「2月から6月まで半年間、施設ごとに季節の花が楽しめる。いろいろな施設を回って花を楽しんでほしい」というマーケティング・事業創出部の河野美奈子さん。「すでに新色の紫が良く売れている。花を見た記録としてスタンプを押してもらえたらうれしい」とも。