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浜松各所で新型コロナ対応 外出自粛ムードを受け

ストロークで扱うサンドイッチの一例

ストロークで扱うサンドイッチの一例

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 浜松市内各所で新型コロナウイルスの影響を受け、さまざまな対応がなされている。

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 サンドイッチ・スープ専門店「STROKE」(西区入野)は、コロナの影響を考え車から降りずに商品が購入できる「簡易ドライブスルー」を開始。電話やSNSなどのメッセージで、注文や来店時の到着連絡などのやり取りを行い、最終的に車まで商品を届ける。現金での支払いも可能だが、キャッシュレス決算としてPayPayも用意。「自分たちの店でできることを考え、ドアノブに触れずに済むなど、少しでも安心して来店してもらえるようにと取り入れた。今後も自分たちにできることを考えて少しでも地域に貢献してきたい」と店主の田中修さんは話す。

 ビジョンメガネサンストリート浜北店(浜北区平口)では、5月10日までメガネをクリーニングする「徹底除菌サービス」を開始。「分解」、「洗浄」、「除菌」、「レンズの曇り止め」、「フィッティング」の5つについて無料で行う。アルコール配合のクリーナーと組み合わせて、ウイルス対策として、除菌効果が注目されている「次亜塩素酸水」を使用。他店で購入したメガネにも対応。ビジョンメガネ管理部の柳原佳奈さんは「目からのウイルス感染を防ぐためにも使用するメガネを清潔にしておくことが大切なため、徹底除菌のキャンペーンを行う運びとなった。安心して来店いただけるよう、次亜塩素酸水などを使った店内の除菌、清掃も強化している」と話す。

 外食IT企業「こころ」(中区砂山町)は、宴会デリバリーサービス「ここデリ」をスタート。居酒屋「てんくう」(中区鍛冶町)の宴会コースやクラフトビールを地域限定でデリバリーする。「長年勤めた人の送迎会を社内で缶ビールと総菜でつつましく行い寂しい思いをした」という声を受け生まれた同サービス。会社や自宅で楽しめるようデリバリー用にアレンジした同店のメニューを提供。マーケティング統括部の山口裕司さんは「店にいる雰囲気を楽しんでもらいたい。4人から利用できるのでまずは気軽に問い合わせてほしい」と呼び掛ける。

 外出自粛ムードが続く中、各店舗ではテークアウトやデリバリーメニューが人気。浜松商工会議所のサイトでは「緊急企画!買って応援プロジェクト」としてWebやSNSで「自宅・事務所までお届け情報」を公開。中華料理店「蘭天」(東区半田山)では、テークアウト用に陳麻婆豆腐弁当の販売、スペイン料理店「エルカミーノタマチ」(中区田町)では、パエリアやピンチョスなどがテークアウトでき、地域限定でデリバリー対応可といった情報を見ることができる。商業観光課の伊藤規晃さんは「類を見ない緊急事態に、浜松市民の力添えと相互扶助で乗り越えていければ」と話す。

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