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浜松・上浅田に居酒屋 日本酒と料理の相性をコンセプトに

お酒に合う料理を用意

お酒に合う料理を用意

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 居酒屋「日本酒バル無一物(むいちもつ)」(浜松市中区上浅田、TEL 053-555-4784)が4月7日、オープンした。

オーナーイチオシのお酒

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 日本酒が好きで、飲みに行ったり、各地の酒を取り寄せて飲んだりしていたオーナーの滑(なめら)悟司さん。日本酒の良さを広めたいと考え、昨年11月ごろに独立を決意。和食店や韓国料理店などで働いていた経験を生かし、酒と料理の組み合わせを楽しめる店にしようと、業態を居酒屋に決めた。物件を探し、内装を整えオープンにこぎ着けた。

 店舗面積約20坪。カウンター6席、テーブル18席の計24席。店内は、和を感じる壁に塗りなおした。もともと喫茶店だったときの洋風な円形のカウンターをそのまま残し、モダンなテーブルとイスを置くなど、和と洋を融合させたイメージに仕上げた。

 マイナーな酒を中心に10種類ほどの日本酒を提供す。油長(ゆちょう)酒造の「風の森」(400円)は白ワインのようにフルーティーで飲みやすく、食前酒としても、最初の一杯としても合う。食事中に合う日本酒として、すっきりした辛口の宮坂醸造の「真澄」(450円)や山陽盃(さんようはい)酒造の「播州一献(ばんしゅういっこん)」(500円)、フルーティーだがすっきりした飲み口の黒龍酒造の「黒龍垂れ口(こくりゅうたれくち)」(500円)を用意。少し重めで締めの一杯にも合う萬乗(ばんじょう)醸造の「醸し人九平次(かもしびとくへいじ)」(550円)など、シーンに合わせた日本酒をそろえる。ワイングラスの老舗「リーデル」が8年かけて作った、純米酒の専用グラスで提供することで、日本酒のおいしさと香りを最大限に引き出す工夫を凝らす。常に同じ酒を置かないよう、今後入れ替えていく予定だという。

 酒との相性を考えたメニューを提供する同店。アンチョビーと牛乳を合わせた「バーニャカウダ」は、塩気があり、どんな日本酒にもよく合うという。すっきり辛口の日本酒に合わせるように「珍味3点盛り」(以上、800円)を、フルーティーな日本酒には「チーズ盛り合わせ」(1,200円)や「白カビサラミ」(400円)を、ビールのお供として「ぶたキムチ」(700円)や「本日のもつ煮」(400円)などを用意する。食事や酒を飲んだあとの締めとして「グリーンカレー」(900円)や「ペペロンチーノ」(800円)も提供する。昼は各種ランチメニュー(900円)を用意(以上、税別)。

 「いろいろな酒を用意しているのでぜひ料理との相性を楽しんでほしい」と滑さん。「この日本酒にはこの料理、この料理にはこの酒といったアドバイスもさせていただくので気軽に訪れてほしい」とも。

 営業時間は11時~14時、17時~23時30分。

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