カフェレストラン「Prele(プレール)」(浜松市北区三ケ日町大崎、 TEL 053-526-0780)が5月9日、オープンした。
アイスのようなフラッペのような食感の「キャラメルSNOWME」
子どもが独立したら、いつか夫婦でカフェをやりたいと話をしていたオーナーの宮道健二さん。環境が整ってきたこともあり、今年1月に退職。自身が犬を飼っており、店の外で犬と一緒にコーヒーや食事が楽しめるオープンカフェはあっても、店内で食べられるカフェがなかなかないため残念に思っていたという。そこで、犬と一緒に入店できるカフェレストランをコンセプトに、店舗を改装し、オープンにこぎ着けた。
店舗面積は約15坪で、テーブル席が18席。2000(平成12)年に南フランスをイメージして建てられた建物の2階にあり、窓からは庭に咲き誇る花々や浜名湖、春には桜並木などが一望できる。木目をふんだんに使った家具やアンティークの小物を置くことで、落ち着いた雰囲気の空間に仕上げた。来店した人にくつろいでコーヒーを楽しんでほしいと、温かみのある音が楽しめる真空管アンプを使ってBGMを流す。
本日のコーヒー(400円)など、自家焙煎(ばいせん)した豆を使ったコーヒーを提供する同店。ほかにも、凍らせたイチゴを使った「ストロベリーSNOWME(スノーミー)」や、抹茶の粉などを使った「抹茶ミルクSNOWME」(以上、500円)などミルクベースのフローズンドリンクも用意する。新鮮な野菜を使った、「平日ランチ」(1,280円)や「オニオンソースハンバーグ」(1,350円)、「グリル野菜カレー」、「ボンゴレビアンコ」(以上、1,250円)といった定番のメニューのほか、ベークドチーズケーキやガトーショコラ(以上、400円)など、自家製スイーツもそろえる。
犬を同伴した場合、飼い主の足元や椅子の上などで犬を待たせて食事ができる。犬用の食事は用意していないが、持ち込みは可能で、要望があれば水の提供を行う。今後需要があれば、犬が入れるスペースとそうでないスペースを分けることも検討する。
新型コロナウイルス対策とし、次亜塩素酸水を生成する機械を購入し、店内を次亜塩素酸水で清掃。エントランスにはスプレー型の消毒を設置し、現在は換気のため窓を開放している。
「周りに家がなく聞こえるのは風の音だけの静かな場所。自然豊かで都会では味わえない雰囲気なので多くの人に足を運んでもらえたらうれしい」と宮道さん。「世間話ができるような、地元の人に末永く楽しんでもらえる場所でありたい」とも。
営業時間は9時~16時30分。月曜・火曜定休。