新型コロナウイルスの拡大防止のため、臨時休業していた市内各施設が6月1日、営業を再開した。
4月18日より臨時休業していたはままつフラワーパーク(西区舘山寺町)は、9時の開場前から20人ほどの人が列を作り、その後も続々と来場する人が見られた。同パークでは、新型コロナウイルス対策として、来場者に対応するスタッフは、マスクを着用。来場する人全員に入り口で検温を行い、手をアルコール消毒してからの入場をお願いしている。初日に来場した人は年間パスポートを所持する人が多く「今年は藤の花が見られずに残念だったけれど、今日の日を指折り数えて待っていた」「花の季節に合わせてきている。バラと花しょうぶを楽しみに来た」などと、再開を待ち望んでいた声が多数聞かれた。
「休業中も花の手入れを続け、ようやく再オープンできた。検温や消毒、マスクなどをお願いしているが、協力してもらえればと思う」と総務課総務グループの村松祐子さん。「今の季節はバラやアジサイ、ハナショウブが見頃。花のパワーで癒やされて気分もリフレッシュしてもらえれば」と呼び掛ける。
ほかにも、浜松市動物園(西区館山寺町)、浜名湖ガーデンパーク(西区村櫛町)、はままつフルーツパーク時之栖(北区都田町)、浜松城天守閣・天守門および浜松城公園駐車場(中区元城町)、浜松市楽器博物館(中区中央)、浜松まつり会館(南区中田島町)、浜松こども館(中区鍛冶町)、浜松市渚園(浜松市渚園)など多くの施設が1日に再開。浜松科学館みらいーら(中区北寺島町)や浜名湖体験学習施設ウォット(西区舞阪町弁天島)は、2日から再開する。
4月24日から休業していたオークラアクトシティホテル浜松(中区板屋町)は、一部レストランおよび展望B回廊を除き、1日より営業を一部再開。一部休業や時間を短縮していた駅ビル「メイワン」(中区砂山町)も一部店舗が営業時間の変更や再開しており、短縮営業を行っていたイオン市野店(東区天王町)、志都呂店(西区志都呂)では、イオン直営売り場のみ、通常営業となっている。