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浜松・染地台に食堂 地元食材を使い国産牛の焼き肉丼を提供したいと

峯野牛を使った「国産牛焼肉丼」とオプションの青い鳥牧場の浜北コーチン「玉子」

峯野牛を使った「国産牛焼肉丼」とオプションの青い鳥牧場の浜北コーチン「玉子」

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 食堂「うし玉」(浜松市浜北区染地台、 TEL 053-581-7085)がオープンして1カ月がたった。

木をふんだんに使った落ち着いた店内

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 飲食店を経営しているオーナーの鈴木勝さん。ちまたにある焼き肉丼の多くが、豚バラ肉や輸入牛肉を使っていると感じており、国産牛の焼き肉丼を提供したいと考えるようになった。そこで、地元の食材に着目して、焼き肉丼と卵かけご飯を提供する店にすることを決めた。1年ほど前から空いていた居酒屋だった店舗を借り、オープンにこぎ着けた。

 店舗面積は約34坪。カウンター5席、テーブル16席の計21席。もともと居酒屋だった店内はほぼそのままだが、木をふんだんに使った内装のため、ゆっくりと落ち着いて食事を楽しめる空間となっている。

 地元の素材をメインに使い、焼き肉丼と卵かけご飯を提供する同店。「国産牛焼肉丼」(850円)は、引佐町奥山で育てられていて、赤身にも甘みがあるのが特徴の峯野牛を使う。日本人になじみ深い、すき焼き風の甘辛い味にしているため、オプションで「卵」(100円)を追加して、どんぶりに卵を割って入れ混ぜて食べたり、すき焼きのように肉を溶き卵につけて食べたりと、いろいろな食べ方を楽しむことができる。黄身が濃厚でコクがある浜北の青い鳥牧場の浜北コーチンを使った「T・K・G(卵かけご飯)」(550円)は、卵とご飯それぞれ1回ずつおかわりができる。「国産牛焼肉丼」の焼き肉だけを盛った「牛皿」(350円)と一緒に食べる人も多いという。焼き肉丼はテークアウトも可能。

 新型コロナウイルスの対策として、スタッフは検温の実施、マスク着用、手洗い、手指消毒を徹底。店頭には手指用消毒を設置し、来店者には検温をお願いしている。カウンター席とテーブルの間にはパーティションを設置。定期的に店内をアルコール消毒で清掃し、窓を開け放って換気を行っている。

 インスタグラムを見て来店する人も多く、「お肉がおいしい」という声が聞かれ、すでにリピーターもいるという。「来てくれた人に楽しんでもらえる料理と環境を提供していきたい」と鈴木さん。「地元の食材を使っているので、その味を楽しんでほしい。気軽に来店してもらえれば」とも。

 営業時間は11時~19時(ラストオーダー)。日曜は14時(ラストオーダー)まで。月曜定休。

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