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浜松・入野町に焼き肉店 「新鮮な肉で地元に元気を届けたい」

「地域の方の憩いの場となる店にしたい」と話す店長の小木さん

「地域の方の憩いの場となる店にしたい」と話す店長の小木さん

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 焼き肉店「ホルモン風月」(浜松市西区入野町、TEL 053-449-2915)が6月22日、オープンした。

柔らかい国産牛を使う「つぼカルビ」

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 店を営むのは、高校卒業後、自動車関連の会社に勤務してきた店長の小木昭人さん。実家がうなぎ店を経営しているため、自身もいつか飲食店を開きたいと思い描いてきた。群馬県を中心に全国に30店舗ほどの焼肉店を経営するオーナーと知人を介して知り合い、同店の肉の味に感銘を受けたという。「コロナ禍で自粛モードの広がる地元で店を開き、元気を届けたい」と考え焼き肉店の開業を決意。知人の系列店で修業するため、新潟県と秋田県、愛媛県にある3店舗を回り経験を重ね、オープンにこぎ着けた。

 店舗面積は約15坪で、テーブル席26席を用意。家族連れでも気楽に来店できる空間を作りたいと考え、木目のフロアやレンガをデザインした壁をアクセントに使い、清潔感のある落ち着いた雰囲気に仕上げた。

 同店はホルモンを中心に扱う焼き肉店。「契約する精肉店から直送してもらうため、肉の鮮度には自信がある」と小木さん。単身から家族連れまで気軽に楽しめる店づくりを目指す。「風月ホルモン」(400円)は、魚介のうま味を加えたたれで仕込み、かむほどに広がるうま味を楽しめるという。新鮮であることをイメージして「一番」と名付けた「一番レバー」(490円)は、豚肉のレバー。「臭みがないため、レバーが苦手な方も一度試してほしい」と小木さん。このほか、隠し味にリンゴを使い、しょうゆベースの特製ダレに漬け込み提供する「つぼカルビ」(980円)や、子どもでも楽しめるように用意する、プリプリの食感が特長の「風月ウインナー」(880円)などを用意する。

 新型コロナウイルス対策として、来店時に手指のアルコール消毒と検温を求める。スタッフには、出勤前の検温、マスク着用、手指消毒を義務化。店内は、入り口を常に開放し、3台の換気扇を設置することで換気を徹底。飛まつ防止のため、各テーブルの間にパーティションを用意する。

 オープン間もないが「肉に臭みがなくおいしい」「落ち着いた雰囲気で食事を楽しめる」と来店客からの声が届いているという。「肉を食べて笑顔になって帰ってもらえる店を目指している。地域の方の憩いの場になれればうれしい」と小木さん。「肉の鮮度には自信があるので、ぜひ一度試してほしい」とも。

 営業時間は17時~22時。7月1日からランチ営業(11時30分~14時)も開始する。

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