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浜松・肴町のチョコレート専門店でチョコレートのモンブラン 目の前で仕上げる演出で提供

目の前でモンブランを垂らす演出

目の前でモンブランを垂らす演出

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 クラフトチョコレートスイーツ専門店「ATELIER CHOCOLAT ENTRE(アトリエショコラアントゥル)」(浜松市中区肴町、TEL 053-488-5090)が6月19日、カフェスペースをオープンし、新商品「ショコラモンブラン」の販売を開始した。

多くの来店を期待する料理責任者の外山賀英さん

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 今年の1月、肴町の一角にオープンした同店。開店後から店舗内に設けたカフェのオープンを考えていたが、多くの来店客がチョコレートを求め行列ができ、商品販売に追われていたことから、オープンを見合わせていた。ここに来て店舗の中のオペレーションが落ち着き、在庫が整ってきたことや、夏に向けてチョコレートの需要が落ちることなどから、今回のオープンを決めた。全国的にモンブランがはやっていると感じていたことから、カフェで提供する新商品としてチョコレートでモンブランが作れないかを考えた。料理責任者の外山賀英さんが試したところ、チョコレートとモンブランの相性が良かったことから、チョコレートベースのモンブランを提供することを決め商品を完成し、19日のオープンにこぎ着けた。

 店舗内にカウンターのみ5席を用意。カウンターから目で見て楽しんでもらえるように目の前で仕上げる「ショコラモンブラン&ドリンク」(1,900円)を用意。同ケーキを試作する際、和栗を使おうとしたが、ゆでるとおいしいが軟らかくなりすぎてしまったという。そこで試行錯誤を重ね、マロングラッセに使われる煮崩れしにくいフランス産の栗と兵庫県の丹波や長野県の小布施と並んで栗の三大産地とされることもある愛媛県産の栗を合わせて使うことにした。モンブランは4層になっており、下からメレンゲのクッキー、チョコレートムース、フランスの冷たい菓子のヌガーグラッセを重ね、最後にカカオ72パーセントのチョコレートを使ったモンブランクリームを垂らし、仕上げに粉糖と香りが立つように削ったゆず皮を散らす。ほかにも「ザッハトルテ&ドリンク」や「ショコラロール&ドリンク」(以上、1,500円)も用意。持ち帰りのみの対応だが、チョコレートの分量を最大限まで増やして濃厚に仕上げる。このほか、1日100個売れることもある「ショコラソフトアイスクリーム」(480円)も提供する。

 新型コロナウイルス対策として、スタッフは検温の実施、マスク着用、手洗い、手指消毒を徹底。店頭には、手指用消毒を設置。定期的に店内をアルコール消毒で清掃。店舗は扉を開け放って換気を行っている。

 年代問わず女性同士の来店が多いが、1人で来店する男性もいる。また、デザートを2種類頼んでシェアする人も多いという。「チョコレート専門店のモンブランを目で見て楽しんでから、味も楽しんでほしい」と店舗責任者の阿南健太さん。「今後も新商品を提供し、チョコレートのおいしさ、楽しさを伝えていければ」とも。

 カフェの営業時間は11時~19時(18時ラストオーダー)。店舗は20時まで(商品がなくなり次第終了)。火曜・水曜定休。

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