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浜松・上西町にチャーシュー専門店 地域に役立てる店目指す

多くの来店に期待するスタッフ

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 チャーシュー専門店「ちゃーしゅーちゃおちゃん」(浜松市東区上西町、TEL 050-8881-3320)が7月7日、オープンした。

ジューシーでトロトロの食感の「どうまいちゃーしゅー」

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 補正下着や美容機器などを扱う美容代理店へのコンサルティングを行う「チャオフェリーチェ」(東区上新屋町)が経営する同店。オーナーの岩脇吉美さんは、同社が販売する美容機器の利用客が、仕事が無く困っていた時に何か手助けしたいと考えた。その利用客の得意料理だったチャーシューを商品化し、自身が訪問販売することで収益化しようと考案し、2015(平成27)年に販売を開始。発売以降好評が続いたため、コロナ禍で普及しているテークアウト業態として店舗を構え、オープンすることになった。

 店舗面積は25坪。テークアウトで販売するが、テーブル席12席のイートインスペースを設ける。店内は、同店のキャラクターである豚のイラストが大きく描かれ、温かみのあるオレンジ色の壁紙をアクセントとして配色。子どもや女性客に受け入れられるよう、明るくかわいらしい雰囲気に仕上げた。

 同店のチャーシューは、「ジューシーでとろける食感が特徴」だという。豚の肩ロースを焼き上げ余分な脂を取り除き、うま味を閉じ込めた後、3時間ほどかけてじっくり煮込む。しょうゆをベースにするオリジナルのタレで仕上げる。看板メニューの「どうまい ちゃーしゅー M」(200グラム=680円)は、「脂のしつこさが無いため、子どもから年配客からまで楽しめる」という。「トロトロそぼろ丼 M」(680円)は、ご飯の上に細かくほぐしたチャーシューをのせて提供。「どうまいチャーシュー」より食べ応えがあるようにと、脂身を多くして仕上げる。タレをたっぷりかけたいという声も多いため、タレのみで販売する「どうまいちゃーしゅータレ」(300円)も扱う。

 新型コロナウイルス対策として、来店時に手指の消毒を求める。スタッフは、出勤前の検温、マスク着用、手指消毒を義務化。店内は、換気扇とサーキュレーターを設置し、換気を徹底。飛まつ防止のため、カウンターにパーティションを設置する。

 8月には、同地区に住む共働きか一人親家庭の小学生のみを対象に、100円で参加できる、同店のアルバイトスタッフによる学習支援と食事を提供する「こども食堂」を計画している。「そもそも、お客さまに仕事を作ることを目的にして始めたことなので、単にチャーシューを販売するだけでなく、地域に役立てる店でありたい」と岩脇さん。「その名の通り、『どうまい』商品として自信を持っているので、一度試してほしい」とも。

 営業時間は11時~19時。日曜定休。

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