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浜松で100年前のアンティークオルゴール使ったアニソンコンサート

「浜名湖オルゴールミュージアム」スタッフの林本美江さん

「浜名湖オルゴールミュージアム」スタッフの林本美江さん

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 浜松・舘山寺町の「浜名湖オルゴールミュージアム」(浜松市西区舘山寺町、TEL 053-487-2121)で3月12日から、ミニコンサート「100年前のアンティークオルゴールでアニメソング・映画音楽を聴こう」が開催されている。

アニメソングと映画音楽のオルゴールディスク

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 1999(平成11)年にオープンした同館。約100年前のアンティークオルゴールや自動演奏ピアノ、自動演奏オルガンなどを展示し、演奏している。浜名湖畔の遊園地「浜名湖パルパル」から運行するロープウエーの到着地点である大草山山頂に位置し、館内の屋上展望台からは、浜名湖の景観が360度見渡せる。

 毎月テーマを決め、オルゴールを演奏するミニコンサートを行う。春休みからゴールデンウイークにかけて、外出する機会が増えるファミリー層をターゲットにした企画を検討。子どもから大人まで楽しめるように、子どもに人気のアニメソングや、聞きなじみのある映画音楽を演奏する同企画の開催を決めた。コロナ禍の影響で中止していたため、ミニコンサートは約2年ぶりの開催となる。

 約20曲のアニメソングと映画音楽から2、3曲を演奏し、毎時35分から約15分間のミニコンサートを行う。楽器の歴史や仕組みなど、スタッフの解説を合わせて楽しめる。オルゴールは、ドイツ製やアメリカ製の約100年前のアンティークを中心に、現代製のディスクオルゴールなどを使う。

 アニメソングは、「鬼滅の刃」の「紅蓮華」や「新世紀エヴァンゲリオン」の「残酷な天使のテーゼ」、「ルパン三世のテーマ」などを用意。ディズニーのアニメ映画「美女と野獣」のテーマソングや、「リトルマーメイド」の「アンダー・ザ・シー」も演奏する。映画音楽は、1950年代のミュージカル映画「雨に唄えば」や、SF映画「スターウォーズ」のテーマソングなどを用意。「作られた当時の人たちと同じ音色を現代でも聞くことができるのがアンティークオルゴールの魅力。音響設備を整えたホールで演奏するので、深みのある音を楽しめる」と広報担当者の岡本静華さん。

 新型コロナウイルス対策として、来店時に手指消毒と検温、マスク着用を求める。スタッフは、出勤前の検温、マスク着用、手指消毒を義務化。店内は、定期的に窓と出入り口を開放し換気を徹底。密を避けるため、コンサート会場の席を通常より4割ほど減らしてレイアウトする。

 浜名湖パルパルに来場した家族連れが、ロープウエーを使って訪れる場合が多いという。岡本さんは「きちんとした感染対策をしているので、安心して来場してほしい。親子で聞くことができる身近な音楽を楽しんでもらえたら」と話す。

 営業時間は9時30分~17時。入場料は、大人=840円、3歳~小学生=420円。5月8日まで。

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