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浜松・紺屋町でアートマルシェ ビルのリノベーション記念で企画

「宝物探しの感覚で楽しんでもらいたい」と話す主催者の河崎さん

「宝物探しの感覚で楽しんでもらいたい」と話す主催者の河崎さん

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 フルリノベーションしたビル「SceNext(シーンネクスト)」(浜松市中区紺屋町)で3月26日・27日、ハンドメード雑貨やアート作品などを販売するマルシェ「carnival HAMAMATSU(カーニバルハママツ)」が開催される。

「シルクケット」のオリジナルアクセサリー

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 アクセサリー作家の河崎真梨子さんが主催する同イベント。知人のハンドメード作家やアーティストを集めて、昨年3月、市内のレンタルスペースを会場に初開催。2回目を7月に、3回目を11月に開催した。

 浜松の中心市街地のテナントに空きが増えていることを懸念した河崎さんは、浜松を盛り上げたいと考え、昨年11月、街中テナントの有効活用を促進する浜松市の事業「リノベーションスクール」に参加。10年以上使われていなかった4階建ての同ビルの有効活用が課題としてあがった。課題を解決するため、自ら行動に移したいと考えた河崎さん。自身がインターネットとイベント出店のみで運営しいていた雑貨店「cirque・quete(シルクケット)」を、同ビル内のテナントとしてオープンを決意。同ビルの運営再開と、自身の店「シルクケット」のオープンに合わせて、オープニング記念として同イベントの開催を決めた。

 当日はビルの1~3階を使い、計10店が出店。アロマやヴィンテージ雑貨を販売する「romme (ロム)」は、アロマオイルを垂らして香りを楽しむインテリア雑貨「アロマストーン」(1,300円~)やヴィンテージ生地を使う「スカーフ」(1,000円~)などを提供。「魔法をイメージしたロマンチックなアクセサリー」をコンセプトに運営する「LUMO (ルーモ)」は、ハンドメードの「ピアス」や「ネックレス」(以上、1,200円~)などを用意。主催の「シルクケット」は、サーカスをモチーフにしたオリジナルの「ピアス」(1,500円~)やハンドバッグの形をしたカラフルな「花瓶」(3,080円)などを用意。このほか、古切手や陶器を扱う「KNOCK KNOCK antique(ノックノックアンティーク)」や、オリジナルアートトイとレジン製アクセサリーの「Jelly Roger (ジェリーロジャー)」などが出店。「店舗を持たないハンドメード作家やアーティストが参加するマルシェ。一般的な小売店で販売していない商品が多く並ぶので、宝物探しの感覚で楽しんでもらいたい」と河崎さん。

 新型コロナウイルス対策として、来場時に手指消毒とマスク着用を求める。37.5度以上の発熱がある場合は入場できない。出店スタッフは、出勤前の検温、マスク着用、手指消毒を義務化。出入り口は常に開放し換気を徹底する。

 イベント開催後は、3階で「シルクケット」が営業し、他のフロアはレンタルスペースとして運営しながら、テナントを募集するという。河崎さんは「街中に新しくできた面白いスポットとして皆にワクワクしてもらい、浜松を盛り上げて行きたい」と話す。

 開催時間は11時~19時。

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