ファッション用品店「#ワークマン女子 浜松市野店」(浜松市東区小池町、TEL 053-465-1811)が4月7日、オープンした。
「カコクな365日を、ステキに変える」をコンセプトにする「#ワークマン女子」
作業服大手の「ワークマン」は、グループ内の「ワークマンプラス」と合わせて、全国に約930店を展開する。客層の拡大を目指し、働く女性や子育て世代をメインターゲットにした「#ワークマン女子」を立ち上げ、2020年10月に横浜市に1号店をオープン。「カコクな365日を、ステキに変える」をコンセプトに、作業服店として培ったノウハウを生かし、日常で使う洋服に高い機能性を取り入れてリーズナブルな価格で提供する。店舗拡大のため、全国で13店舗目、東海地区で初出店となる同店をオープン。初年度の売り上げは、3億5,000万円を目指す。
店舗面積は約130坪。店内は、白色を基調にしたシンプルで清潔感のあるデザイン。店舗外壁には、フォトスポットを設置して遊び心を演出。親子で入れるように広く設計した「ママ楽試着室」の中には、子どもが退屈しないようにおもちゃのマグネットパネルを設ける。
作業服や作業用品は販売せず、女性服を中心に、靴やバッグなどのファッション小物、キャンプ用品までを幅広く扱う。商品構成は女性専用が4割、男女兼用が3割、男性専用が3割を占める。
「帝人フロンティア」の開発した素材「SOLOTEX(ソロテックス)」を使う「レディーススーツ」(上下セット=4,800円)は、シルクの様な滑らかな手触りで、ストレッチ性があり着心地が良いという。「INARE(イナレム)レディースレインスーツ」(上下セット=4,900円)は、強い雨の中でも水が染み込むことがないという耐水性能と、蒸れにくい透湿性能を兼ね備える。このほか、燃えにくい特殊加工をしたTシャツ「難燃コットン キャンプ ティー」(1,500円)や、ストレッチ性が高く、紫外線の浸透を90パーセント防ぐという素材を使う「ハイストレッチUVリラックスワンピース」(1,780円)などを用意する。
オリジナルキャンプ用品は、「BASICドームテント」(4,900円)や「LEDランタン」(780円)、「耐熱アルミテーブル」(980円)など約130点をそろえる。
新型コロナウイルス対策として、来店時に手指消毒とマスク着用を求める。スタッフは、出勤前の検温、マスク着用、手指消毒を義務化。店内は、常に出入り口を開けて換気を徹底する。
来年3月までに、全国に27店舗まで拡大を計画している。広報担当者の鈴木悠耶さんは「女性だけでなく男性に喜ばれる商品も扱うので、家族やカップルなどで気軽に来店してもらいたい」と話す。
営業時間は10時~20時。