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浜松・上新屋町にダイニングバー新店 「縁のつながる店」目指し

「コミュニケーションを大切にした店にしたい」と話す店主の津藤さん

「コミュニケーションを大切にした店にしたい」と話す店主の津藤さん

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 ダイニングバー「ON THE LINE(オンザライン)」(浜松市東区上新屋町、TEL 050-8883-4462)が3月22日、オープンした。

薄い生地でサクサクとした食感に焼き上げる「シラスとオオバのピザ」

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 同店は、店主の津藤大樹さんが経営する物流コンサルティング会社が運営する。調理師学校を卒業し、過去に飲食業界に携わっていた経歴を持つ津藤さん。料理や来店客とのコミュニケーションにやりがいを感じていたため、自身の店を持ちたいと心残りがあり、同店のオープンを決めた。今年1月にプレオープンしたが、直後に静岡県からまん延防止等重点措置が発令され、2月1日に予定していたグランドオープンを延期。要請期間が明けた先月22日に営業を始めた。

 店舗面積は約13坪。テーブル12席、カウンター6席で合計18席。店舗デザインは、白を基調に木目調の天井やフロアを使い、シンプルで明るい雰囲気に仕上げた。家族の祝い事や会社のイベントなどをプライベートな空間で楽しんでもらいたいと、日程や予算次第で最少4人から貸し切り利用に対応する。

 地元産の食材など、自身が魅力を感じるものを取り入れた料理を提供する。ニンニクやアンチョビを加えたオリーブオイルで煮込む「アヒージョ」は、厚切りでボリューム感のある「ベーコン」とマイタケやエリンギなどが入る「キノコ」、「シラス」(以上715円)の3種類を用意。薄めの生地でサクサクとした食感に仕上げるピザは、4種類のチーズに蜂蜜をかける「クアトロ フォルマッジ」や、シラスをふんだんに使い、刻んだオオバの香りをアクセントにする「シラスとオオバのピザ」(以上825円)などを用意。

 デザートの「蜂蜜フランチトースト」(550円)は、「長坂養蜂場」(北区)の蜂蜜とパン専門店「サラブレッド」(東区)の食パンを使う。このほか、「揚げ出し豆腐 きのこあんかけ」(660円)や、「生ハムのシーザーサラダ」(660円)などの一品料理もそろえる。

 新型コロナウイルス対策として、来店時に手指消毒と検温、飲食以外の時間はマスク着用を求める。スタッフは、出勤前の検温、マスク着用、手指消毒を義務化。店内は、定期的に出入り口を開けて換気を徹底。飛まつ防止のため、カウンター席にパーティションを設置する。

 口コミやSNSで評判が広がり、少しずつ地域に浸透することを期待する津藤さん。「来店してくれた人との縁を大切にした、縁のつながる店でありたい。来店後に少しでもプラスになるものを持ち帰ってもらい、次の日からの活力にしてもらえたら」と話す。

 営業時間は18時30分~24時。木曜定休。

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