韓国カルチャーをテーマにしたカフェ「KuKu Cafe(ククカフェ)」(浜松市中区千歳町、TEL 053-482-7779)が3月25日、オープンした。
フルーツのシロップ漬けとソーダを混ぜ合わせた「エイド」をイメージして創作したドリンクメニュー
同店は、2019年にタピオカ専門店としてオープンしたが、タピオカブームが落ち着いたため、店舗をコンセプトから見直そうと検討。同店で販促イベントとして行っていた、韓国アイドルの関連グッズのプレゼント企画が好評だったことをヒントに、韓国カルチャーを前面に打ち出したカフェとしてリニューアルすることを決めた。店名を変更し、内装も一新してオープンにこぎ着けた。
店舗面積は約10坪。テークアウト中心だが、テラス席3席を用意。写真に映えるデザインをイメージし、内装はミントブルーカラーに統一。来店客が撮影を楽しめるように、店内とテラス席にハートや店舗ロゴをデザインしたフォトスポットを設置する。
ドリンク購入者には、韓国アイドルの写真をデザインしたカップホルダーを進呈する。約30種類のデザインから選ぶことができる。韓国で話題になっているというフルーツのシロップ漬けとソーダを混ぜ合わせたドリンク「エイド」をイメージして創作した「マンゴーソーダ」(400円)は、トッピングとしてナタデココかゼリーかを選べる。韓国発祥の小さなカップに入るスイーツ「ソウルティラミス」は、「ココア」と「抹茶」(以上、510円)の2種類の味を用意。クリーミーな口当たりでとろけるような食感を楽しめる。黒糖で味付けした大粒のタピオカを店内で煮込み、モチモチの食感に仕上げる「タピオカドリンク」は、「黒糖パールミルク」(600円)や「クッキー&ショコラミルク」(650円)など6種類をそろえる。
新型コロナウイルス対策として、来店時に手指消毒とマスク着用を求める。スタッフは、出勤前の検温、マスク着用、手指消毒を義務化。店内は、定期的に出入り口を開けて換気を徹底。飛まつ防止のため、商品の受け渡しカウンターにビニールカーテンを設置する。
オープン後は、若い世代を中心に多くの来店客が訪れ、順調な滑り出しという。店長の高野将伍さんは「入店しやすい雰囲気で迎えるので、誰でも気軽に足を運んでほしい。写真映えする空間を提供しているので、撮影を楽しみながら過ごしてもらえたら」と話す。
営業時間は12時~20時。