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浜松・入野町にダイニングバー新店 ミュージシャンのライブ演奏で大人の空間演出

スペインスタイルのダイニングバー「バルスズキ」の料理

スペインスタイルのダイニングバー「バルスズキ」の料理

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 スペインスタイルのダイニングバー「バルスズキ」(浜松市西区入野町、TEL 053-415-0727)が4月9日、オープンした。

ワインレッドを基調に、落ち着いた雰囲気にデザインした店内

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 同店は、注文住宅や商業施設の設計施工を行う建設会社「スズイチ」(西区)が運営する。新型コロナ禍の影響で、周辺エリアにアルコールを提供する店が減少したため、新たに店を作りたいと考えオープンを決めた。コンセプトは「心を満たすちょっと贅沢(ぜいたく)なひととき」。30代から50代をメインターゲットに、大人のための落ち着いた空間を提供する店を目指す。

 店舗面積は約50坪。席数は、テーブル席8席とカウンター席50席の計58席。イメージカラーのワインレッドを基調に、木目のフロアや家具を使い、落ち着いた空間に仕上げた。定期的にミュージシャンを招き、ジャズや流行曲などのライブ演奏を聞きながら酒と食事を楽しめる。

 スペイン料理を中心に洋食メニューを提供する。生ハムとチーズが入る「ガチョポ」(680円)は、唐辛子を酢漬けにした「ハラペーニョ」とセミドライトマトを載せて仕上げるスペイン風カツレツ。ぶつ切りにしたサバを骨まで食べられるほど柔らかく煮込む「サバとキノコのアヒージョ」(680円)は、バケットを添えて提供。このほか、エビやムール貝、アサリなどの魚介をふんだんに入れた「パエリア」(1,480円)などを用意。「サーモンのカルパッチョ」(580円)や「生ハムの盛り合わせ」(1,280円)など、酒と相性の良い小皿料理「タパス」も20種類そろえる。

 ドリンクメニューは、爽やかな飲み口と華やかなホップの香りが広がる「ブルックリンラガー」やホップの苦味と深いコクが特徴の「インドの青鬼」(以上、690円)などのクラフトビールを用意。カクテル類は、シェーカーを使いバーテンダーが提供。ワインは、スペイン産やフランス産を中心に常時約15種類をそろえる。

 新型コロナウイルス対策として、来店時に手指消毒と検温、食事以外の時間はマスク着用を求める。スタッフは、出勤前の検温、マスク着用、手指消毒を義務化。店内は、定期的に出入り口を開けて換気を徹底。密を避けるため、間隔を広く空けてテーブルレイアウトする。

 広告を打っていないので、口コミやSNSで徐々に集客に結びつくようにと期待する。現在は週末の夜間のみだが、6月以降は平日とランチタイムの営業も計画している。店長の大島優也さんは「おいしい酒と料理、音楽を楽しみながら、落ち着いた時間を過ごしてほしい。地域の人に気軽に来店してもらえたら」と話す。

 営業時間は18時~翌3時(日曜=18時~24時)。金曜・土曜・日曜のみ営業。

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