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浜松・貴布祢にフライドポテト専門店 「静岡市民のソウルフード」が浜松初進出

「チェリービーンズポテトハマキタ」のスタッフ

「チェリービーンズポテトハマキタ」のスタッフ

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 フライドポテトとレモネードの専門店「CHERRY BEANS POTATO Hamakita(チェリービーンズポテト ハマキタ)」(TEL 053-544-4455)が4月21日、プレ葉ウォーク浜北(浜北区貴布祢)内にオープンした。

「チェリポテフライ」と「自家製レモネード」

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 同店は、1982(昭和57)年に静岡市の中心市街地に「チェリービンズ」の名前で創業。店舗ごとにコンセプトは異なるが、現在8店舗展開する。「チェリビ」の通称で呼ばれ、人気商品のフライドポテトは「静岡市民のソウルフード」として親しまれているという。新型コロナ禍の影響で厳しい経営環境に置かれる中で、生き残りをかけた新たな挑戦が必要と考え、静岡市以外では初出店となる同店のオープンを決めた。

 店舗面積は約25坪で、テークアウト専門で提供。店内は、イメージキャラクターの「チェリポテくん」を中心とするストーリー設定でデザイン。収穫したジャガイモを入れる箱をイメージしたカラフルな椅子やフライドポテトの立体的なオブジェなどを飾り、「ポテトの家」をイメージしたテーマパークのような空間に仕上げた。

 看板メニューの「チェリポテフライ」(スモール=500円、レギュラー=700円)は、独自に配合したシーズニングを振りかけたスティック状のフライドポテト。スパイシーで濃い目の味付けに仕上げ、注文を受けてから揚げたてのものを提供する。冷めてもおいしく食べられるようにと開発した「チェリポテスナック」(400円)は、同店のフライドポテトの味を再現したスナック菓子。数日間寝かしたレモンシロップを使う「自家製レモネード」は、輪切りのレモンをふんだんに入れ、レモン本来の爽やかな風味を楽しめる。スタンダードな「レモネード」と炭酸水で割った「レモンソーダ」をベースに、果肉の入るフルーツペーストを加えた「ピーチレモネード」や「パインレモネード」(以上、450円)などを用意する。

 新型コロナウイルス対策として、来店時に手指消毒、マスク着用を求める。スタッフは、出勤前の検温、マスク着用、手指消毒を義務化。受け渡しカウンター前の混雑を避けるため、「秘密工場」と名付けた個室を用意し、その中で順に商品を受け渡す。

 同店社長の橋本匡生さんは「コロナ禍で厳しい環境続くが、創業から40年間、ファンの方に支えられて続けてくることができた。これから先の40年の中で、子どもたちに新しいファンになってもらえる土台となる店を目指している。浜松の人にも『チェリビ』と呼んでもらえたら」と話す。

 営業時間は11時~20時。

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