イベント「エヴァンゲリオン電車で洗車機体験」(TEL 053-435-0221)が5月28日、遠州鉄道・西鹿島駅で開催される。
遠州鉄道は、浜松の中心市街地の新浜松駅(中区)から西鹿島駅(天竜区)まで17.8キロ間を結ぶ鉄道。浜松市への観光誘客の促進を目指し、昨年11月から、人気アニメ映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版」とコラボし、「人類乗車計画」と名付けたイベントを開催。アニメをモチーフに新浜松駅の構内を装飾し、「エヴァンゲリオン2号機」と「8号機」をデザインした2両編成のラッピング電車を運行してきたが、5月末で終了する。
例年秋に謝恩イベント「赤電トレインフェスタ」を開催している同社。新型コロナの影響で2019年11月の開催以降は中止が続いているが、感染状況を考慮しながら今年の秋に再開を予定している。事前に小規模なイベントを行うことで、「赤電トレインフェスタ」に備えたいと考え、同イベントの開催を決めた。
乗り放題切符「あかでん1日フリーきっぷ」(=1,000円)か「遠鉄 天浜線 共通1日フリーキップ」(1,480円)を事前に購入し、当日配布する整理券を受け取ることで参加できる。1回あたり30分間で、合計8回行う。各回定員80人で、エヴァンゲリオン電車に乗ったまま稼働する洗車機を通過。ホームに戻ってからは、記念撮影の時間を設ける。「洗車機体験は赤電トレインフェスタでも人気の企画。自動車と同じように電車も洗車機で洗うことを体験してもらいたい」と鉄道営業所副所長の澤井孝光さん。
新型コロナウイルス対策として、受付の検温で37.5度以上の発熱がある場合は、参加できない。会場内では、手指消毒とマスク着用を求める。スタッフは、出勤前の検温、マスク着用、手指消毒を義務化。通常は定員270人の電車だが、80人に制限する。
澤井さんは「エヴァンゲリオン電車は、外装も内装もこだわってラッピングしている。小さな子どもからエヴァンゲリオンファンまで、喜んでもらえたら」と話す。
開催時間は10時~15時。9時30分から整理券を配布する。