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浜松・神田町の和菓子店がリニューアル 和風カフェとドライブスルー新設

企画販売の亀井さん(右)とスタッフの坂口さん(左)

企画販売の亀井さん(右)とスタッフの坂口さん(左)

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 和菓子店「御菓子司こぎく」(浜松市中区神田町、TEL 053-441-0550)が7月8日、リニューアルオープンした。

新商品の「生どらやき」

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 創業1887(明治20)年の同店。手作りの和菓子を作り続け、浜松市内に4店舗を構える。工場直売所として営業してきた「本社工場売店」を、「おしゃれで若い世代も入店しやすい雰囲気にしたい」とリニューアルを検討。カフェスペース「和カフェ」とドライブスルーも新設し、オープンにこぎ着けた。

 店舗面積は約20坪。席数はテーブル8席、カウンター4席。店舗デザインは、和モダンをイメージ。からし色と藤色の壁を基調に、黒色のテーブルや椅子などの家具を並べ、落ち着いて過ごせる空間に仕上げた。店内の商品は全て「和カフェ」で提供し、ドライブスルーでも販売する。

 リニューアルオープンに合わせて新メニューを開発。和菓子は古いものという概念を払拭しようと、「映える」見た目にこだわった。定番商品の「どらやき」の皮を使い、生クリームとあんこを挟んだ「生どらやき」は6種類そろえる。天竜茶を使った「天竜抹茶」(387円)は、茶葉を練り込んだ生クリームと小豆あんを挟む。このほか、チョコレートを混ぜ合わせたあんことスライスしたバナナを組み合わせた「チョコバナナ」(468円)や国産アマナツのシロップ漬けを使う「甘夏」(427円)などを用意。

 夏季限定で「和菓子屋さんのかき氷」を提供。三ヶ日ミカンのジュレを入れ、自家製ミカンシロップをかけた「三ヶ日ミカン」と、白玉団子とあんこをトッピングし、宇治抹茶シロップをかけた「抹茶小豆ミルク」(以上662円)の2種類を用意。このほか、抹茶アイスと白玉団子が入った「アイス最中抹茶」(427円)なども販売する。

 「リニューアル後は、和菓子店にドライブスルーという珍しさから来店客も多く、若い人や家族連れも増えた」と企画販売の亀井伊代奈さん。「今後もインスタ映えするような商品を開発して、神田町エリアを盛り上げていきたい」とも。

 営業時間は10時~17時。カフェは月曜・火曜定休。

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