ホルモン焼き肉店「85（ハコ）ホルモン」（浜松市中区鍛冶町、TEL 053-525-9933）が8月24日、オープンした。

プリプリ食感の甘い脂の風味を楽しめる「和牛ホルモン」

　浜松市内や海外で居酒屋などの飲食店も手がける運送会社「スリーエー物流」（豊橋市）が運営する同店。専務の近藤俊介さんは元々ホルモンが好きで、自身の納得する味を浜松市で提供したいと考え、ホルモン焼き肉店を新規事業として立ち上げた。

　店舗面積は約25坪。席数は、テーブル席36席、カウンター席4席を用意。店舗内装には、ダークブラウンの木材をふんだんに使い、落ち着いた雰囲気の空間にデザインした。

　専門業者から直接仕入れた新鮮な国産ホルモンのみを使う。地下水を使い手作業で下処理するため、ホルモン特有の臭みを抑えられるという。味や食感、食べる音を最大限に楽しめるように、肉の各部位の特徴に合わせて異なる方法でカットして提供する。

　ホルモンは、牛肉と豚肉を合わせて約10種類のメニューを用意。ウシの小腸の部位を使う「和牛ホルモン」（680円）は、食べ応えのある身と、プリプリ食感の甘い脂の風味を楽しめるという。このほか、豚レバーを独自の調理法でスモークしてうまみを凝縮した「スモークレバー」（540円）やブタの喉のなんこつを薄くスライスした「ドーナツ」（420円）などをそろえる。

　ホルモン以外の肉も提供。淡泊な味とカロリーの低さが特徴のブタの?肉「頬肉（かしら）」（780円）や一定期間熟成することにより凝縮したうまみを楽しめるという黒毛和牛の「特選熟成ハラミ」（880円）などを販売する。

　店長の金原佑樹さんは「ホルモンを始め自慢の肉を用意しているので、一度試してほしい。スタッフ一同明るく迎え入れるので、気軽に足を運んでもらえたら」と話す。

　営業時間は18時～24時。日曜・月曜定休。