ライスバーガー専門店「不思議なライスバーガー」(浜松市中区鴨江、TEL 053-401-0326)が11月26日、オープンした。
飲食店などを手がける「マレッジ」(中区)が運営する同店。一昨年にオープンした夏期限定のかき氷専門店「不思議なかき氷」(中区)が好調のため、同ブランドを生かした新たな事業展開を検討した。かき氷店と同様にリーズナブルな価格帯でボリュームある商品を提供したいと模索する中で、ライスバーガー専門店に着目。日本人の主食である米を使った食文化を大切にしたいとの思いもあり、オープンを決めた。
店舗面積は約20坪で、テイクアウト専門で販売する。店内は、ブランドカラーの紫色をアクセントに使い、シンプルで明るい雰囲気の和風デザインにした。
注文を受けてから調理して出来たてを提供する。ライスパテは、バーナーで表面をあぶりサクッとした食感に焼き上げるという。「どのメニューもボリュームにこだわり、ライスからはみ出るほど具材を入れている」と店長の伊藤祐基さんは話す。
「500円メニュー」9品と「プレミアムメニュー」2品の合わせて11種類のライスバーガーを用意する。パキスタン人シェフが監修した「タンドリーチキンバーガー」は、独自に配合したスパイスを使う同店看板メニュー。チェダーチーズをトッピングした「タコスバーガー」や、かつお節の風味が広がる「焼きそばバーガー」(以上500円)なども提供する。
プレミアムメニューは、赤身のうまみを引き出した「国産牛バーガー」(950円)と、ウコッケイの厚焼き卵に、粒感を残した自家製めんたいこマヨネーズを載せた「明太(めんたい)マヨ烏骨鶏(うこっけい)卵焼きバーガー」(950円)を用意する。
伊藤さんは「浜松ではあまり見受けないライスバーガー専門店。ボリュームあるメニューで満腹になってもらうことで地域の人に喜んでもらえたら」と話す。
営業時間は11時~18時。