「農LOCAL MARKET(ノウ ローカルマーケット)」が1月15日、サンストリート浜北(浜松市浜北区平口、TEL 053-585-8333)で開催される。
主催は、地域の農産業の魅力を発信するためのイベント企画・運営などを行う「七菜食(ななしょく)PJ実行委員会」。コロナ禍で、今まで開催していた農業体験などのイベントを中止してきたが、「生産者と消費者が出会い、コミュニケーションを取れる場を作りたい」と考え、開催に至った。
生産者が直接野菜を販売する「野菜大直売会」では、浜松市内の生産者9組が出店。白タマネギを販売する「やまたつファーム」や無農薬栽培の野菜やハーブを扱う「加藤農園」などが並ぶ。「Yui support(ユイサポート)」は、減農薬栽培のオリジナルブランドイチゴ「結苺(むすびいちご)」を販売する。実行委員の玉置麻菜美さんは「普段は直接やりとりできない生産者から、野菜の保存方法や応用レシピなどの話を気軽に聞くことができる」と話す。
このほか、生産者が農法へのこだわりや販売方法、自身の人柄などを消費者にアピールする「New農縁(のうえん)コンテスト」も開く。後日、コンテストの動画配信も予定しており、多くの人に認知されることで継続的な農業の発展を目指す。
玉置さんは「この機会に、普段食べているものを作っている生産者のことを知ってほしい。来場者にも生産者にも楽しんでもらえたら」と話す。
開催時間は10時~15時(New農縁コンテストは、午前の部=11時~12時、午後の部=13時~14時)。