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浜松・早出町に洋菓子店 パティシエ経験30年の店主が手がける「旬のケーキ」

「A.C.L(アルク)」店主の小楠智彦さん(左)と颯人さん(右)

「A.C.L(アルク)」店主の小楠智彦さん(左)と颯人さん(右)

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 洋菓子店「A.C.L(アルク)」(浜松市中区早出町、TEL 070-1660-1655)が1月6日、オープンした。

30年の経験を持つパティシエが手がける「A.C.L.」のケーキ

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 店主の小楠智彦さんは、東京や横浜などの洋菓子店で30年以上パティシエを経験。家庭の事情で生まれ故郷の浜松に戻ることを決め、息子の颯人(はやと)さんと二人三脚で同店をオープンした。培った経験を生かし、オーソドックスなケーキを独自にアレンジして提供し、地域に愛される店を目指す。

 店舗面積は約7坪。テイクアウト専門で販売する。店内は、イメージカラーの淡い緑色と白色を基調に、シンプルで温かみのあるデザインに仕上げた。

 小楠さんによると、商品は、地元産のフルーツなどできる限り旬の食材を使った季節感を感じる洋菓子をそろえる。タルト生地の上にレアチーズケーキと甘さ控えめのベリージャムを組み合わせた「インディアンサマー」(480円)は、サクサクとした食感のクッキーを載せて仕上げる。生クリームとミルクをバランスよく配合した「極上なめらかプリン」(300円)は、コク深くなめらかな舌触りを楽しめるという。

 コクのあるピスタチオムースとフランボワーズの酸味を味わえるという「アミーゴ」(480円)や、フランス産のクリを使う「モンブラン」(480円)なども用意。油で揚げずに焼き上げた「焼きドーナツ」(260円)や、クッキー生地にクルミとキャラメルをサンドした「エンガディナー」(280円)などの焼き菓子も販売する。

 オープンについてはSNSでの告知のみだったが、徐々に周知され集客は順調という。小楠さんは「経験を生かして、この店だからこそできる自由な発想のケーキを提供したい。地域密着型のケーキ店になれたら」と話す。

 営業時間は10時~18時。月曜定休。

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