イベント「第19回 浜松シティマラソン」(TEL 090-3839-9096)が2月19日、浜松市役所をスタート地点として開催される。
2005(平成17)年に初開催された同大会は、一昨年と昨年は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により中止。今回は3年ぶりの開催となる。コロナ禍の開催のため、種目はハーフマラソンのみを用意する。日本陸上競技連盟公認コースで、実業団選手からファミリー層まで楽しめる大会を目指す。
参加者は、「どうする家康 大河ドラマ館」や浜松城に隣接する浜松市役所をスタートし、浜松駅やアクトタワーなど、普段走ることのできない主要道路を走り抜ける。航空自衛隊浜松基地を外周し、四ツ池公園陸上競技場がゴール地点となる。実行委員会総括の松野英男さんは「出世城からのスタートなので、ランナーにとっても飛躍でき、良い記録を出せる大会になってほしい」と話す。
参加申し込みは昨年12月に締め切り、定員の5000人に達した。高校生から60歳以上まで、幅広い年齢層の参加者が、県内を中心に全国から集まる。地元の魅力を伝えたいと、参加者全員に「大河ドラマ館」の入場券と、浜松の伝統織物「遠州綿紬」の手ぬぐいを進呈する。手ぬぐいは、浜松注染で染め上げた10種類以上の色を用意し、浜松出身の書道家中澤希水さんが手がけた大会ロゴをプリントする。
「開催に当たり、参加者、スタッフ、協賛企業へ感謝したい。参加者は快走しつつ、浜松を楽しんでほしい」と松野さん。「おもてなしの心で大会を成功へ導き、節目となる次回の第20回大会へつなげたい」とも。
開催時間は9時~11時30分。