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浜松・篠原町にサンドイッチ専門店 地元食材にこだわり常時30種類用意

「気軽に来店してほしい」と話す店主の高橋さん

「気軽に来店してほしい」と話す店主の高橋さん

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 サンドイッチ専門店「手作りサンドイッチ Rick(リック)」(浜松市西区篠原町、TEL 053-543-6686)が2月12日、複合商業施設「iluclu(イルクル)」内にオープンした。

常時約30種類のサンドイッチとハンバーガーをそろえる「Rick(リック)」

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 店主の高橋辰也さんは北海道出身で、高校卒業後は漁師として働いていたが、25歳の時に上京。その後、浜松出身の知人と出会ったことをきっかけに浜松に移住し、市内の飲食店で約10年間経験を重ねた。「いつか自分の店を持ちたいと考えていた」と高橋さん。フランチャイズ展開するサンドイッチ専門店「サン太郎」(磐田市)の社長と知人を介して出会い、同店のオープンにこぎ着けた。

 店舗面積は約8坪。テイクアウト専門で販売するが、イルクル内のイートインスペースを利用できる。店内は、白色を基調に明るくナチュラルな雰囲気のデザインにした。

 野菜などの食材はできる限り地元産を使い、パンは専門店から無添加の食パンを仕入れる。高橋さんは「常に生活の一部にあるようなサンドイッチにしたいので、ボリュームはあるがリーズナブルな価格で提供している」と話す。

 常時約30種類のサンドイッチとハンバーガーを用意。契約農家から直接仕入れた磐田産イチゴをふんだんに使った「いちごクリームサンド」(420円)は、どこを食べてもイチゴを感じられるように仕上げるという。地元養鶏場「青い鳥牧場」(浜北区)から仕入れた卵を使った「たまごサンド」(360円)は、パンからはみ出るほどに具を入れたボリュームある品。このほか、毎朝店内で焼き上げるジューシーな和風だし巻き卵をはさんだ「だし巻きたまごサンド」(420円)や、スパイシーな自家製タンドリーチキンと地元野菜を組み合わせた「タンドリーチキン&野菜」(420円)などをそろえる。

 オープン後は周辺地域からの来店者が多く訪れ、昼には完売するという。「今後は、出身地の北海道産食材を使ったメニューの販売も計画している」と高橋さん。「のぞきに来るだけでも良いので、まずは気軽に足を運んでもらえたら」とも。

 営業時間は6時~売り切れ次第。月曜定休。

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