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浜松・渚園でアウトドア用品フリーマーケット 「物を大切にしたアウトドアライフ」コンセプトに

「気軽に足を運んでもらいたい」と話す実行委員の松島さん

「気軽に足を運んでもらいたい」と話す実行委員の松島さん

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 アウトドア用品のフリーマーケット「Re:Pair Outfitter's Swap Meet(リペア アウトフィッターズスワップミート)」が2月26日、浜松市渚(なぎさ)園(浜松市西区舞阪町)で開催される。

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 同イベントは、アウトドア用品の販売や交換、修理ができるフリーマーケット。実行委員の松島弘幸さんによると、自身を含めたアウトドアを趣味とする周囲の人の中には、愛着はあるが不要になった道具の処分に悩んでいた人がいた。併せて、コロナ禍でアウトドア需要が高まる中、使い捨て感覚で道具を扱う人がいる現状も知り、「物を大切にしたアウトドアライフ」の実現につなげようと、同イベントの開催を決めた。

 フリーマーケットへの出店のハードルを下げることで多くの人に参加してもらおうと、商品1点から気軽に出店できる。値札は掲示せず、イベント開始2時間後から販売や交換をするようにルールを定めた。松島さんは「とりあえず買うのではなく、じっくりと考え、愛着を持って長く使える物だけを手に入れてほしい。値札がないので、コミュニケーションを取り、人とのつながりが生まれる機会になればうれしい」と話す。

 コンセプトに賛同したアウトドアグッズ店や環境問題に取り組む団体による約10ブースも用意。遠州灘のゴミ問題や自然体験活動などに取り組むNPO法人「DIGtag(ディグタグ)」は、ウエットスーツの切れ端を縫い合わせてドリンクカバーなどを作るワークショップを行う。「修理・メンテナンス」コーナーには、愛知県の靴修理店「RADIAN(ラディアン)」や、浜松市の小学生による靴磨き店「ブラザーズスタンド」などが出店する。

 飲食ブースには、スリランカのスパイスカレー店「LaLa Curry(ララカレー)」(西区)や、フレンチ料理店「BISTRO HILLMAN'S(ビストロヒルマン)」(中区)など8店が出店する。

 松島さんは「アウトドア用品の中には、日常で役立つ物も多くある。アウトドア好きはもちろん、そうでない人にも、ぜひ足を運んでもらいたい」と話す。

 開催時間は10時~15時(雨天中止)。入場料は、大人=500円、大学生・専門学校生以下無料。

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