第一学院高校浜松キャンパスの2年生を中心とした実行委員会が3月5日、「アオハルロックフェスティバル2023」を「ライブハウス浜松窓枠」(中区板屋町)で開催する。
実行委員の大石遥士さんによると、浜松は「音楽の都」として街づくりを促進するため、音楽関連のイベントが多いが、軽音楽イベントは少なく、若者が参加しにくいと感じていたという。同じ思いを持った同級生が集まり、高校生などの若い世代にスポットを当てたバンド演奏の場を作ろうと、同イベントを企画。同校教師や地元企業協力の下開催にこぎ着けた。
会場は、プロミュージシャンも演奏する「ライブハウス浜松窓枠」。大石さんは「高校生のうちから、プロと同じ舞台で演奏できるのはとても良い機会。高校生の来場者にも、ライブハウスの熱量や迫力を感じてもらえたら」と話す。
当日は、軽音楽部のバンドなど、市内の高校を中心に8校14組のバンドが出演。1組15分の持ち時間で思い思いの演奏を行う。コピーバンドだけでなく、オリジナル曲を演奏するバンドもあり、個性豊かなライブを楽しめるという。大石さんは「参加者のほとんどがライブハウスでの演奏未経験だが、現役高校生だからこそ生まれる青春のエネルギーを感じてもらいたい。学生はもちろん、大人にも見に来てもらえたら」と話す。
「まずは第1回開催を成功させ、今後も高校生の活躍の場になるように続けていきたい」と大石さん。「イベントの企画・運営は初めてなので、手探りの中で協力してやってきた。開催に当たり、多くの企業や周りの大人からの支援へ感謝したい」とも。
開催時間は、12時~14時30分、15時~17時30分、18時~20時の3部制。入場料は、大人=1,000円、大学生・専門学校生以下=200円。前売り券は、「ライブハウス浜松窓枠」、楽器店「ソニックス」、音楽スタジオ「プロソニックスタジオ」、「ハルソニックスタジオ」で販売する。